新潮文庫 エミリー・ブロンテ 著 鴻巣友季子 訳
読了でーす(どーん) なんなんだ、この凄まじいまでの愛と悪意とエゴは! 狂おしいほどの愛は人をも殺すのね。
時代を経ても読み継がれているというだけのことはあると思いました。 でも、2度と読まないと言う人がいるわけもわかりました。 この作品の中に溢れている激情の迸りはイタイのです。 というか、自分の中にもあるのであろうエゴを 見たくもないのに無理やり見せ付けられているみたいな痛みを感じるのです。
でもロックウッドとネリーの回想で進められる物語は 自分にはまったく関係のないところで起きている絵空事のような気もして だから私は最後までこれを読むことができたように思います。 たとえばコレが、キャサリンやヒースクリフ リントン、キャシーといった当事者の語りであったなら 「嵐が丘」という作品はこれほど名作として語り継がれることはなかったかもしれない。 物語の激しさを二人の回想が宥めてくれるから。
著者であるエミリー・ブロンテは夭折の女性作家です。 彼女の兄姉のうち、姉2人も作家ですが、彼女の発表されている著作は もしかしたらコレだけなのじゃないのかしら。 てゆーか邦訳されているのはコレしかなかったと思います。 病んで後、最期のときまで医者を拒み続けたという彼女の人生を この作品はよく表しているような気もするのです。
さーて、明日からは京極堂に取り掛かるぞー! うっきうっき♪ 榎木津にも関口君にも京極堂にもスゴク久しぶりに会うのだしね〜。 もって歩くには辛い厚さなんですが(新書サイズだし) 電車の中じゃないと本を読まないのでどうあっても持ち歩かねば!
肩凝りそうだけどな……(泣)
剣解さんの「黒の騎士」 とりあえず上野駅と地元(ぐー)にはないんですよねー。 駸々堂か宮脇か、それともリブロか東武かまんがの森かアニメイトか。 池袋ならどこかに必ずあるとは思うんだけどー。 最近池袋に寄り道するのがめちゃ面倒なんだよな。
あ、私が欲しいと喚いていた8日発売のボブのことですよ。
そういえば書泉にもしばらく行ってないなぁ。5年くらい(をい) 行ってないといえば紀伊国屋とかも行ってないなぁ。 つーか新宿自体滅多に行かないし。
あ。 BRIIは今週末で終わってしまうところがほとんどなんだけど マリエちゃーん(ご指名)どうしようかねー? 評判はBRIIは前作とはまったく別物なので見なくていいって人多いですよ。 原作のファンであればあるほどそう思うみたいです。 IIはIIで別個で楽しむのが良いようだよ。スケール大きくなり過ぎだし。 もういっそのことBRIIは諦めて パイレーツ・オブ・カリビアンでもいいよ! 前売り買ってくるし! (つーかマリエちゃんがココを見てるのかどうか謎だ) (つーかこんなことに書いてないでメール書けって話だ)
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