書庫目録

2002年07月08日(月) アーサー王最後の戦い

原書房 ハードカバー
ローズマリ・サトクリフ 著  山本史郎 訳

アーサー王シリーズの最終巻。
サトクリフ・オリジナルというシリーズで刊行されているのですが
この3でアーサー王の話は一応終わりですね。

アーサーは知らなかったとはいえ、実の姉モルゴースとの間に子を成してしまった時
魔術師マーリンに「自分の罪で滅びる」と予言されるのです。
その子、モルドレッドはやがてアーサーの騎士団に入るのですが
実の父であるアーサーと国とを激しく憎んでいて
異父兄アグラウェインらと破滅への道を画策します。
また、アグラウェイン、モルドレッドの兄弟には
アーサーの忠実な騎士、ガウェイン、ガヘリスなどがいます。
アーサーを陥れるための弱点となったのがランスロットとグウィネヴィアの恋。
アーサーは王妃グウィネヴィアを愛し、またランスロットをも最愛の友と思っていたため
二人の関係に気付かぬふりをしていたのですが
モルドレッドの策略によって二人を処刑せねばならない状況に追い込まれ
逃げたランスロットが、火刑に処される直前のグウィネヴィアを助け連れ去り
そしてその時ランスロットに弟たちを殺されたガウェインの恨みも相まって
どんどんと不幸へと転がり落ちていくんですよ。

最後はホント、転がるように破滅していきました。
王妃グウィネヴィアが王位を奪ったモルドレッドに求婚されたり
ランスロットはアーサーの危機に駆けつけようとしたけれど間に合わなかったとか
モルドレッドを殺したアーサーも重傷を負いアヴァロンへと去ったとか
なんだか切なくなってしまいましたです。

日本ではあまり知名度の高くないアーサー王伝説ですが
イギリスでは学会も開かれるくらい有名なんですよね。
それだけ、実在したのか否かという研究が為されていたりします。

随所にキリスト教的思考があるので慣れないと難解かもですが。
やはり、キリスト教の考え方っていうのは私には難しいです。

柔らかい殻(The Refrecting Skin)を見ました。
何だか難解でとても難しかったですよ。
このヴィゴ若いです。そりゃ10数年前だし。
で、よく脱ぎます(爆) お尻……。胸……。肩……。腹……(変態?)
ヴィゴが一応主演の扱いのようですが始まってから40分くらい出てこないので
主人公はむしろヴィゴ演じるキャメロットではなくその弟セスだと。
子供は恐いなーってことを感じました。
でもセスがそうしなきゃって思ったのもちょっと理解できるのよね。
大好きなお兄ちゃんを取られたくないっていう独占欲とか
なんだろう、無知ゆえの純真さというか、信じやすいっていうか
まぁ、無知ゆえに、純真ゆえに残酷でもあるんですけどね。
映画的には未消化な感じ。
え、ココで終わっちゃうの?って感じがしました。


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