| 2006年06月10日(土) |
大鹿記者の講演に大きな納得感 |
「ライブドアとは何だったのか」をテーマにアエラ編集部大鹿靖明記者による講演会は40人ほどの参加者でしたが納得感ある内容でした。著書『ヒルズ黙示録 検証ライブドア』を越える問題提起に刺激を受けました。
私は大鹿記者の紹介ということで1991年から94年までの朝日新聞静岡支局在任の経過や著書の内容について感想を述べました。一つ目はライブドア捜査が国策捜査であるとする点について。
二つ目はライブドア問題がニッポン放送・フジテレビという鹿内一族と日枝グループとの抗争、村上ファンドシナリオに巻き込まれている点、三つ目はライブドアはある意味でオウム問題に通ずるところがある点。
四つ目がこうした実名による出版という大鹿記者の取材力について述べました。しかし、大鹿記者の講演は著書をはるかに超える内容で、ジャーナリストの原点を厳しく問いかけるものでした。
詳しい内容は割愛しますが、大鹿記者は、まとめとして第1に東京地検のライブドア・村上ファンドに対する捜査姿勢への批判、第2に村上氏ら排除後の金融界の今後、第3にジャーナリズムのあり方について述べました。
特に、経済・司法のグローバル化の中で東京地検がこのグローバル化に対応できる組織になっているのか、間違えると「帝国陸軍の青年将校のような憂国的情」に支えられた捜査姿勢となっていないか、との指摘は挑発的でした。
さすがに、田原さんのサンデープロジェクト、筑紫さんのニュース23で登場するだけの迫力がありました。来週月曜日発売のアエラにて村上ファンド問題について持論を展開するとのことです。注目です。
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