まつや清の日記

2006年06月11日(日) 「村上容疑者VS東京地検」に対する各新聞社の報道姿勢

 産経新聞、中日新聞を除く各新聞社は村上氏逮捕1周間を期しての特集記事を組んでいます。見出しや記事内容に目を向けるとそれぞれに報道スタンスが違います。昨日のアエラ編集部の大鹿靖明記者の問題提起もあってチェックして見ました。

静岡新聞―村上ファンド事件逮捕から1周間 特捜部「計画的犯行」VS前代表「犯意ない」 激しい攻防展開

読売新聞―一覧表で一つ一つ株価確認 苦境ファンドの行く末案じ 村上容疑者今も代表の顔 逮捕1周間

朝日新聞―”株価と接見”村上容疑者 一覧表を弁護士持参 「検事よく勉強している」

日経新聞―村上容疑者の主導鮮明 インサイダー事件の手口明らかに 検察「仕手筋の手法に近い」

毎日新聞―ニッポン放送株大量取得 高値売り抜け目的 村上容疑者 認める供述

 見てわかるように、日経新聞、毎日新聞は東京地検リーク情報をそのまま「垂れ流し」状態、朝日新聞・読売新聞が拘置所風景ものに、静岡新聞が極めてこの逮捕に疑問を持つ形の姿勢を示しています。

 拘置所風景ものといっても読売新聞は「5%以上の買占め計画という未公開の重要な情報を知った時期など、具体的な事実関係については、検察側との攻防が続いている」と検察情報を鵜呑みにしていません。

 朝日新聞は「「・・仕組んだわけではない過失犯みたいなものだ」。村上前代表はそう主張する。検察の見方は違う。村上前代表がライブドアのニッポン放送株争奪に火を付け、影で巧妙に株を買い増して売り抜けたという構図だ」と指摘。

 ライブドア堀江容疑者の検察捜査への徹底抗戦の姿勢に劣勢を感じ取った東京地検が強引に村上容疑者逮捕、世論操作に入っているのではないか、との疑問が今後どのように推移するのか、ジャーナリズムの事件報道の姿勢含めチェックが必要です。


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K.matsuya

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