| 2006年05月04日(木) |
映画『ホタル』をビデオで観る |
新緑の季節、旬が食卓に並びます。タケノコ、菜の花、新ジャガ、たまねぎ。これだけ、あれば充分。最近、きよみというみかんを焼酎お湯割に使います。近くの方に無農薬のものをいただいてからの「のめりこみ」です。
連休ということで、前から観たいと思っていてかなわなかった、5年も前の作品『ホタル』を借りました。知覧特攻隊をテーマにした作品で、高倉健、田中裕子主演の心温まる夫婦映画であると同時に痛烈な社会派作品です。
キム・ソンジェという朝鮮人特攻隊、朝鮮民族のために、許婚(いいなずけ)のために、明日は敵艦を撃沈します、朝鮮民族万歳、ともこ万歳、が検閲のために文書で残せない、と明日はわが身の、特攻隊員に語られます。
長年、連れ添う夫婦の愛の深さに涙します。忘れがたい青春期の愛の想いでも、その戦争という時代を生き抜いた二人だけに、そのことが透析が義務付けられる病をも抱えながら、昇華していきます。
日本の特攻隊と、ベトナムの民族解放のために戦車に鎖で自分の体を巻きつけて米軍相手の戦った青年達、そして、今、イラクで米軍に突っ込んでいくイスラム原理主義の若者達、どこがどう違うのか。国の為に、民族の為に。
「生きろ」と叫ぶ北岡総長。病床の母の姿が浮かびます。生きて欲しい、もう一度、母の声を聞きたい、誰しもが想う肉親への愛。国のため、世界のために死んでくれ、と小泉首相はイラク派兵に際して、自衛隊に命令しました。
『ニュース23』で筑紫哲也さんの多事争論ー今日のテーマは、人気TV番組のキャスターであったエドワード・マローと「赤狩り」を先導したマッカーシー上院議員の闘い・映画『グッドナイト・グッドラック』。
テレビと政治、誰がこの時代をきちんと語ってくれるのか。語りたい自分がいるということはすぐにわかるのですが、私たち、遅れてきた団塊の世代・特有の「思い込み」にどう自嘲しながら、次の世代に語れるのか。
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