まつや清の日記

2006年04月03日(月) 石橋克彦氏、ホームページで<静岡新聞「誤報」>への批判

 静岡新聞3月27日の石橋克彦氏の「東海地震説にまちがい」という見出しのニュースに驚かれた方は、沢山いらっしゃると思います。特に3月24日、全国ではじめての地震対策をめぐる志賀原発の停止を求める判決がでたあとだけに何故この時期にこのようなニュースが、といぶかる方は大勢いたと思います。

 そうしましたら、石橋氏のホームページに、「社会に誤解と混乱をもたらすのは、マスメディアの責任とモラルを放棄するもの」という厳しい静岡新聞の「誤報」批判を4月2日付で公表しています。これは一読の価値があります。最初の所だけ紹介しますので、是非ホームページを読んで見てください。

 アドレスは以下の通りです。
http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/onShizushin060327.html

※※
2006年3月27日付静岡新聞1面記事 <東海地震説に「間違い」> は「誤報」


2006年4月2日
石橋克彦(神戸大学都市安全研究センター)


 2006年3月27日付静岡新聞の1面トップに、<東海地震説に「間違い」>という大きな見出しの付いた、かなり長い記事が掲載されました。<提唱から30年 石橋教授見解>という副見出しが付いています。
 しかし、この記事は私の見解を正しく伝えるものではありません。不正確な内容、センセーショナルな見出し、大きなスペース、掲載位置によって、私の本意とは懸け離れた記事になっています。それは、東海地震は当分(または永久に)起こらないのかとか、これまでの対策は無駄だったのかというような誤解を引き起こし、東海地震に備える行政、民間、個人、研究者・専門家の努力に水を差しかねないものです。東海地震の切迫性は依然として否定できず、これまでの取り組みは今後も一貫して続けていくべきものですから、この記事は「誤報」とさえ言えます。
 私のところにも、自治体、マスメディア、研究者、一般の方から「真意を聞きたい」という問い合わせが多数寄せられています。そこで、とりあえず、この記事の問題点を説明しておきたいと思います。
 なお、この記事は静岡新聞ホームページからも見ることができます(http://www.shizushin.com/feature/jisin/jisin_kiji/20060327000000000016.htm)。実際の紙面に較べれば視覚的なショッキング度は低いですが、同じ見出しと内容で誤解を振りまくことに変わりありません。どこからでも読めることと長く残ることで、かえって困りものです。

 <以下、石橋氏の見解が続きます。>


 < 過去  INDEX  未来 >


K.matsuya

My追加