まつや清の日記

2004年09月19日(日) テレビドラマ『逃亡者』にハマる

 日曜日の夜9時から連続テレビドラマ『逃亡者』。
 主人公は江口洋介さん扮する永井、妻殺しの濡れ衣を背負いながら真犯人を探すというストーリー。実に毎回新たな犯人像が提示されスリル満点で視聴者をあきさせないその展開にすっかりとりこ状態です。

 デビットジャンセン扮するリチャードキンブル、妻殺しの片腕の男を追ってドラマが展開したあのストーリー。懐かしい思い出ですが、これが現代日本ドラマとして復活。

 最終的に妻が殺される理由が自分に係る問題でなく勤務先の病院での腎臓移植、そしてその腎臓移植が行われた少女の父親が警視総監である事実から警察犯罪にまで発展する、その真相はいかに。ということで9月19日の最後のシーンは絶対絶命のパトカーに包囲されたシーンで終りました。

 「最後まで信じようとしていたのに」という主人公のセリフが流れた予告編。

 次から次に妻殺しの犯人像が変わっていく、そのたびにドラマが作り変えられる、筋書きは最後には決まっているはずで、つまり新犯人が見つかるはず、と言う安心感で観ているわけですが、それでもスリルとサスペンスを感じさせるその構成力はなかなかというところでしょうか。

 テレビドラマのハマりは、ドラマへの感情移入が始まった時点でズッポリですが、『冬のソナタ』の圧倒的多数の女性視聴者の勘所は、やはり、安心してみていられるというところにあるのかもしれません。


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K.matsuya

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