まつや清の日記

2004年09月18日(土) 浜岡原発シュラウドの交換

 昨日中部電力によって、予測されていたシュラウドの交換が公表されました。
 1号機は01年11月の世界でも初めてといわれる、冷却系配管の大爆発以来休止していました。2号機も一旦稼動しましたが、今年の2月から定期点検中でした。

 シュラウドの交換のため2号機は06年6月まで、1号機は07年3月まで、定期点検は大幅に延期するというのです。
 
 7月20日の一般質問でも大変気がかりな問題でもあり取上げましたが「シュラウドの修理方法については検討中と聞いています」という程度の答弁でした。

 東京電力のシュラウド転換では、放射能被爆があまりに高く、外国人労働者が雇用されたとのとの情報もあります。解体したシュラウドの処理過程でも大変な被爆があります。誰がその仕事を引きうけるのでしょうか。

 静岡県は、この問題は電力会社と国の問題として直接に関与しようとしていませんが、重大な問題です。運転以来25年以上が経過する老朽化した浜岡1,2号機。経年劣化で炉全体がボロボロとなっています。これからの再生可能なエネルギーの時代が始まろうとする時、東海大地震が身近に迫っている時、この問題に自治体として積極的に発言すべきことがあるはずです。

 

 


 < 過去  INDEX  未来 >


K.matsuya

My追加