| 2004年09月04日(土) |
アジア太平洋平和フォーラム「平和のためのシナリオ」 |
北オセチア共和国でチェチェン独立派の学校占拠人質事件。 このニュースの未確認情報を聞きながら、今日はアジア太平洋平和フォラーム(APPF)主催の「平和のためにおシナリオを創る」政策研究シンポジウムへ。
天野礼子さん(市民版憲法調査会呼びかけ人)、田巻一彦さん(ピース・デポ副代表)と私の3人が発題者。
田巻さんは、1991年の湾岸戦争時に考えたこと1、市民の平和政策を作る、2、国連と国際法と平和憲法のもんだいをきちんと考えよう、3、これらのベースとなる「平和のためのシンクタンクをつくろう」は、ピース・デポというシンクタンクは立ち上げたけれども、平和政策までいききれなかった、自衛隊が海外派兵されているこの状況下でこそ、自衛隊縮小政策を明確にすべき、と自衛隊を専守防衛という範囲で認めた上での再編・解体政策を提示してくれました。国民保護法を逆手にとっての自衛隊の活動規制をまでとかなり柔軟なプラン。
天野さんは、憲法改正問題が現実化する中で、民主党を9条改憲派に追いやらないためにも、9条を変えない憲法草案を国会で提案させることはできないのか、と刺激的な提案。そして、非自民連立政権成立の頃、前田哲夫さんや、山口二郎さんたちが雑誌『世界』で提案した「平和基本法」を、運動団体から総スカンだったというこの法案を、今だからこそその趣旨を生かして、再度提案の必要があるのではないか、と。
私の提案は省略しますが、議論はなかなか面白いものでした。 新幹線最終で静岡へ。ところが、1時間当たり60ミリを越える雨が降り三島駅で2時間を越える停車。静岡駅についたのが午前2時過ぎ。疲れました。
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