| 2004年09月03日(金) |
関西空港10年目と静岡空港 |
関西空港完成から10年。 様々な特集があちこちのマスコミで取上げられています。
中でも共同通信社の航空会社39社へのアンケート調査は、関西空港が着陸料が高く、乗り継ぎが不便、ハブ空港とは認められない、来年5月に開港する中部国際空港への熱い視線、といった具合で、大変評判が悪い事を示しています。
おまけに赤字額が1兆2000億円。 一体どうなるのやら。こうした中での新たな滑走路計画には赤信号。
一方で、きのう、スズキ自動車、時のすみか、静岡銀行の呼びかけで新たに7社を加えた静岡空港運営会社の初会合が開かれたとのことです。知事は「大変大きな一歩」とそして「土地収用は今年の秋の終わり頃に決断」と既定路線を発言したとことです。
中部国際空港と県営名古屋空港、羽田空港と成田空港、ここに挟まれて本当に採算ベースの静岡空港が登場できるのか、航空会社のアンケート調査をしたらどのような結果が出てくるのか。関西空港の国内便ゼロの空白の4時間の存在を省みる時、静岡空港国内便ゼロの空白の「0」時間は、ありえないといえるのでしょうか。
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