★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記
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| 2007年08月12日(日) |
夏を制するものが秋を制す その14 札幌芝1500 GRAND PRIX 第2戦(全16戦) |
さあ、世界各地を転戦する過酷なレース『札幌芝1500 GRAND PRIX』の第2戦です!
良かったら、札幌1500mに奮闘するランキンに、ご声援、叱咤激励、冷やかし、ランキンが気づいていない重要点の指摘、その他ヤジ馬など、何でもいいのでBBSにでもメッセージを下さいませ!
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本日行われる日曜札幌10 小樽特別は、ある程度予想されていたことですが、有力と思われていた馬が軒並み除外され、かなり弱い面子でのレースとなりました。
出走馬14頭中11頭が休み明け。
これは先日にもあげた次のことが原因です。
『競馬 未勝利戦と500万下に関する優先出走権について』
を見てもらえば分かるかと思うのですが…おさらいのため、もう一度書きましょう。
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『競馬 JRA 未勝利戦、500万下条件戦に関する優先出走権について』
■未勝利戦 (1)新馬出走後に初めて未勝利戦に出走する馬。 (2)過去4節以内の前走において3着以内の成績を収めた馬。 (3)初出走馬。 (4)前走から出走間隔の長い馬。
※なお、節とは出走間隔の単位で、原則的としては「土曜日から翌金曜日まで」を同じ節とする。
■500万 (1)過去4節以内の前走において3着以内の成績を収めた馬。 (2)JRAに初めて出走する地方転入馬。 (3)前走から出走間隔の長い馬。
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これによって
(1)まず7/29に行われた前走で3着だったヘヴンボーンが確定
(2)う〜ん、□地の馬に優先があるのかどうかよく分からなんですが、おそらくトーアアーサー、ラッフィナータ、ファッションモデルもたぶんコレの条項で確定したのだと思います
(3)そして「前走から出走間隔の長い馬」によって休養期間の長い順に、休み明けの馬ばかりが揃った
…というワケです。
さすがに大外が不利なのを分かってるのでオッズがかなり割れていますね。
一応全出走馬のレースや馬柱をイロイロ見た感想です。
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★01コクサイトップラヴ スタート上手い&初ブリンカー
2走前から去勢。
VTRを見ると、休み明けだろうが短距離だろうがダートだろうがゲートに対する反応は抜群で、多くのレースで一完歩目では頭ひとつ出ています。
ただ、二の脚がないので短距離レースやダート戦ではハナを切れませんでした。
しかし距離を1200mから1600mに伸ばした前走はスッと出たあと、押して押して念願のハナを切りました。
レースでも残り400mまでは食い下がっていました。
今回は、最内枠に入ったからにはまず逃げようとするでしょう。
休み明けも実績がないので、負ける確率の方がかなり高いんですが、先行出来る可能性がある以上、少しはマークが必要です。
また、今回はよく激走のキッカケとなる「初ブリンカー」を装着してきます。消すに消せません。
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★02アサクサブラボー 逃げるとうるさい
前走から去勢。
今回が21週の休み明けの一戦。
4走前の昨年6/11に行われた東京芝1800m戦では、外枠ながらも果敢にハナを奪ってゴール前までしぶとく粘っていました。
2走前の中山芝1600mは外枠もあったが、それ以前に大出遅れでジ・エンド。
前走は地方浦和のダート戦。レース映像がもう残ってなかった…。位置取り推移では(4-5-6-6)の8着(9頭立て)。
ここ3走だけの成績だけを見ればとても手が出ないんですが、昨年6月のレースや未勝利戦時のものを見ると1つだけ確かなことがあります。
それは「逃げた」場合、このアサクサブラボーはかなり粘ってくる…ということです。
今回の鞍上は柴田善騎手。強引に逃げる…という騎手ではありませんが、たまにスタートを決めることがあるので少しは注意が必要です。
休み明けもなかなか良く走るタイプ。人気も無さそうですし、先行出来れば次に繋がるので強引に逃げ戦法に出てくる可能性はあります。逃げてくればこのコースの特性上マークが必要です。
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消03タニノウインザー 多少怖いが消し
スタートそのものはまずまずなんですが、二の脚、道中の脚がそれほどでもないので位置取りを悪くしている。
未勝利勝ちした時のように先行して抜け出すような競馬が理想だが、最初の2ハロンの出足がカギとなる札幌芝1500mでは苦戦が予想されます。
むしろ、ここを叩いたあとに1800mに戻すと面白いのではないでしょうか。少し怖さはあるのですが消します。
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★04ダンシングボーイ 先手取れれば&リファール系
前走は10番人気ながらもアッと言わせる見事な逃げ切りで1着。負かした相手は500万上位の常連だったゲイルやマイネルパラシオですからそれなりの価値があると思います。
前走のスタートそのものはむしろ出遅れに近い感じだったのですが、二の脚が素晴らしく押していくとスッとハナを奪ってしまった。
このレースはインにいた馬だけが伸びた不思議なレースだったので覚えているんですが、それでも先手を奪った二の脚のスピードは評価しないといけません。
また、前走から使用しているパシュファイアー(ブリンカーで目の部分に網が貼ってあるアレ)の効果が高かったようですが、スタートそのものは決して上手くなったわけではないので未知数な部分が多い。
でも、もし今回も押してでもハナにいけるようなら際どく粘りそうですが、馬群に飲み込まれたらそこでジ・エンドでしょう。
1着かドベか…みたいな馬です。
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★05トーアアーサー
新馬戦は好位追走から直線追い上げ。直線入り口とゴール付近で三方が塞がって追いづらい場面があった。スムーズなら3着はあったかも…という競馬。
二戦目はモンテリーゾ騎手が(おそらく誰かに指示されたのだろうが)無理矢理前におっつけていってバテバテのドベ。
地方に一旦移籍した園田のレースでは3番手からレースを進めて押し切った。園田の1400mは4コーナーポケットからのスタートなので、スタートした後の直線はそれなりにある。
そこで3番手から競馬だけにそれほどの先行力はないのではないか…と思われる。
新馬戦では前が詰まらなければもうちょっと…という競馬だったので芝でも大丈夫そうです。
それほど先行力があるとは思えなかったのですが、父チーフベアハートはダートよりは平坦芝でこそ…の血統ですし、変わり身あっても不思議はありません。
まだ底が割れてないだけに消すに消せない感じです。
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★06ニシノツキカゲ 札幌1500m&休み明け得意
とにかく休み明けや札幌1500mに対する実績がメンバー随一です。
この馬は札幌1500mを過去4回も走っており(1-1-1-1)で着外のレースも4着と好相性。過去にも54週の休み明けで札幌1500mに出てきてポンと勝ってしまったこともあり、札幌1500mの経験はとても豊富。
ただ、昨年10月1日に札幌芝1500mで4着したレースは、4着といえども勝ち馬キタサンメッゼージには1.1秒とかなり差をつけられており、やや衰えを感じさせます。先行してただ雪崩れ込んだだけでレースレベル自体が疑問が残ります。
また、昨年から時計が速くなってきた札幌の芝への適性は以前の札幌ほどにはないと思われます。
ただ、今回の面子は相当に弱いので、もしすんなりハナでも奪えばかなり粘ってきそう。
武幸四郎騎手は乗り替わりでもよく穴をあけるし、スタートもなかなか上手い。
消すには勇気がいる馬ですネ…。
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★07サクセスサーマル 芝に戸惑わなければ
ダート未勝利勝ちの前走は圧巻で。直線でも突き放す一方。逃げたうえに上がりも1位と文句無しの内容。
ダート戦なら余裕で500万下条件でも勝ち負け出来る器。
それだけに問題は芝をこなせるかどうか…なのですが、こればかりはやってみないと分かりません…。
かつての芝レースの時にも先行は出来ていたようにスピードそのものはなかなかある馬です。
フットワークからは芝でも大丈夫そうなのでマークは必要。鞍上も藤田騎手なのでとりあえず先行しようとしてくるでしょう。
半年前と馬が変わっているなら、ここでもアッサリ逃げ切りがあっても不思議はありません。
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★08バクシンヒロイン 外差しにまわるときつい
2歳時は先行する正攻法の競馬でしたが、差しでも結果を残す。ローブデコルテの2着に入った紅梅Sは、直線で勝ち馬に進路を横取りされる不利があったものではなかなか価値のある2着。
ただ、どうも競馬ぶりを見ていると「早熟」ではないか…という心配もある。今回でそのあたりがハッキリしそうなのですが…。
52kgなので多少無理して行くなら怖い存在ですが、外差しに回るようならまとめて面倒を見るほどの底力は無いと思います。
怖いのはスッとインに入れて脚を溜められるパターン。ただ、インにも馬がいそうなのでなかなか難しいような気がしますが…。
評価が難しい馬です。
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消09キョウコマチ 消し
ここまですべてのレースでダート戦に出走して今回が初芝。
再度中央入りに復帰したここ3走は3連続でブービー。着差も2.9秒、4.9秒、2.9秒と大敗続き。この3走すべてで出遅れ。
道中もついて回るだけで最後の脚もまったくない。
ハッキリ言って評価のしようがない。断然の最下位人気だろうし、おそらく実際の結果も12〜14着だろう。これが来るようなら大地震の前触れだ。
自信をもって消せます。
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消10ラッフィナータ
北海道競馬。映像がないので実際の走りは見ていません。
馬柱によれば前走はレース半ばからハナを奪って3着。行っても末が甘そうなのが馬柱から見て取れる。
万一、ここで通用する力があってもこの外枠からでは厳しいでしょう。
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★11フミノサチヒメ 先行出来れば
出走馬中唯一の1000万でずっと戦っていた馬の降級馬となる(ダンシングボーイは実質勝って同条件という感じなので)。
1000万では先行できずに苦戦が続いていたが、前走では重馬場ということもあったのか一変して見事にハナを奪った。かなり馬場も荒れていてキツいレースだったと思うが勝ち馬から41/4馬身差の8着ならマズマズ。
最後は垂れたが直線半ばまでは喰らいついており、500万に下がれば実力は当然上位。札幌競馬場の適性も問題ない。
ただ今回は11番枠と外に入ってしまった。11枠も相当に勝率は悪い(ただし2〜3着ならある)。
外々を回って勝ちきるほどの地力があるとは思えないので連下まで。
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消12ファッションモデル 厳しい
TARGETにはまったくデータがないが地方のダートでも先行出来ていないし、いらないと思います。
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消13ニチリンタカラ
いろんな条件に出走してそれぞれに好走がある。
内枠だったら面白かったかもしれませんが、この大外13番枠から勝てるだけの地力は持ち合わせていないと思います。
柴山騎手は良くも悪くもアッと驚くような騎乗する騎手ではありませんし、好走しても外を回して5〜7着とかではないでしょうか。
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★14ヘヴンボーン 痛恨の大外枠
この前の有力馬チェックではこの馬を見落としていました。
この前の函館開催の1200mを2回使い、6着、3着という臨戦。6着のレースは出遅れて大外ブン回しなので仕方ない敗戦。
3着に入った前走はまずまずのスタートからインでジッとして直線追い上げての3着。
出遅れたのはその2走前の一回のみですから、まず五分のスタートを切れると見ても良さそうです。
それなりの末脚もありますが、道中の追走がややきつそうな感じなので距離が1200mから1500mに伸びるのは良さそう。
新馬戦でも長くイイ脚を使っているので、適当に息を入れて走らせれば1500mでも最後もしっかり伸びてきそう。
安藤勝騎手を確保し、他の有力馬が除外でことごとく居なくなって大チャンス到来となった。
安藤勝騎手はまだ札幌芝1500mは未勝利ですが、札幌自体はそれなりに勝っているので問題ないでしょう。
休み明け2走がやや太め残りの馬体重。510kgを切ってくればなお良いでしょう。
…とまあ、ここまでが枠順確定前のメモでした(笑)。
枠が発表されて陣営はガックリだろう…の大外死に目の14番枠。
14頭立てフルゲートとしては札幌芝1500mの歴史上、これまでに過去24回行われているんですが、いまだに14番枠から勝った馬はいない。
2着もクラシック戦線で活躍したメイショウレガーロの新馬戦、そして現在に至るまで500〜1000万条件で14戦連続3着以内を続けている超堅実馬リキッドノーツ、
マーガレットS制覇が記憶に新しいディアチャンスにしても昨年の大倉山特別では3着に入るのがやっとだった。
要するにそのクラスにおいて、相当にズバ抜けた馬にして2〜3着が精一杯なのが14頭立ての14番枠なのです。
ではヘヴンボーンがそこまでの馬か?
…というと答えはNO。確かにこの面子なら間違いなく上位の実力ですが、あくまで不利のないレースをしてのことでしょう。
イイ馬には違いないし、今回の臨戦も出走馬の中では唯一まともでチャンスだったのですが、痛恨の大外枠です。少なくとも単は無理です。
先行争いが激化するような展開でいて、脚をジッと溜められるなら最後は詰めてくるでしょうが、それでも2〜3着が精一杯と思います。
距離延長によって行き脚が良くなっても、外々をまわって先行するようなら、最後に一杯になって大敗までありえます。
安藤勝騎手も頭が痛いところでしょう。連下までです。
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8/12(日) 日曜札幌10 小樽特別(500万下) 混 定量
【買い方】
3連単の売れ方を見ると、やはりというか内枠限定で買ってる『ワクワク大作戦』をやってる人がいるっぽく、内枠の3連単は思いのほか安い組み合わせもチラホラと。
確かに14ヘヴンボーンの大外は痛いですが、3着あたりなら十分考えられます。このあたりは冷静に判断したいところです。
1着は無いと決め付けた11フミノサチヒメ、14ヘヴンボーンは2〜3着まで。あとは印をつけた馬を全部1〜3着指定。
つまり、11フミノサチヒメ、14ヘヴンボーンが1着ならその時点でアウト。
また、消した馬03タニノウィンザー、09キョウコマチ、10ラッフィナータ、12ファッションモデル、13ニチリンタカラが1頭でも3着以内に来てしまったらアウト。
逆に言えば、それ以外の展開なら当たり確定…という結構スリリングな馬券。
3連単 フォーメーション
01,02,04,05,06,07,08 ↓ 01,02,04,05,06,07,08,11,14 ↓ 01,02,04,05,06,07,08,11,14
合計394点
金額は当たった場合最低で100円でもプラスになるよう、投票ソフトIPAT EXの「自動金額配分」機能を使って100〜400円くらいで買います。ほとんどの買い目は100円です。
オッズが固まりつつある発走10分くらい前に買いたいと思います。投資はおそらく50000円くらいになりそう。外れた時のことを考えるとこんな多点数買いはおさいふ的にも痛いんですが、リスクを背負わないとリターンもありません。
外れてしまった場合は残念ですがキッパリと諦めます。
こんなアホな買い方をするのは多分この札幌芝1500mシリーズで最初で最後でしょう。
もし、うまく荒れて1000倍以上の配当にありつければラッキーです。
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注目馬はちょっと疲れてしまったのでお休みさせてください。
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