地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
自分の性格がうっとおしいと自信過剰の二通りの時期しかないのがなんとも。毎月恒例自己嫌悪モードに突入です。とにかく混乱しすぎ。
昨日雨に打たれたらまた咳が・・・アホです・・・。
甘く。わかってるのかわかっていないのかわからないナルト↓
***髪****
タオルを手に濡れた髪を拭く。カカシの髪を拭くのは自分だけの特権だと子供は密かに思っている。 「せんせー、髪きれい」 うっとりと微笑んでナルトが言う。濡れた銀糸が光を弾いてキラキラ輝く。 「オレはお前の髪の方が好きだけどね」 「そう?おれってば先生の髪が一番好きだってばよ!」 この子どもにしては丁寧な動きで髪の水分を拭う。髪が痛むからこすってはダメなのだ。サクラがそう言っていた。 懸命なナルトにカカシが微笑む。 「頑張るね〜」 「だって、これってばオレの仕事」 真剣にナルトが答える。背を伸ばして一心不乱にカカシの髪を拭う。 「オレのだから、オレが拭くの」 きれいだから欲しい、って言ったらカカシがくれるって言った。だからこのきれいなモノは自分のものだと、子供は思っている。それがカカシの一時的な気まぐれかもしれないとわかっていても、返せと言われるまでは自分のものだ。 「ちゃんと言われたら返すから、それまでオレのだよね?」 カカシが何も言わないのでナルトが不安そうに瞳を揺らした。カカシがナルトの手首を掴む。 「そうだね。だからそれまでは嫌になってもナルトがちゃんと管理してくれないとダメだよ?」 「わかったってば!」 カカシの言葉に心からうれしそうに子供が笑う。掴んだナルトの手首をカカシが引っ張った。反動でナルトがカカシの胸に倒れ込む。 「せんせー?」 子供がキョトンとして顔を上げる。カカシの唇が小さな口を塞ぐ。 「だから、それまでは何があってもお前はオレのものだよ?」 カカシが出した交換条件。カカシの髪の代償に、ナルトの全てを差し出すこと。 「うん、オレってば先生のモノ!」 にっこりと、今度も心底うれしそうに子供が笑う。カカシは小さく笑うと、再びナルトの口を塞いだ。
(本当は全部お前のモノなんだけどね) そっと心の中でカカシは呟く。すでに多くのモノを背負っているナルトは、これ以上何かを背負えないと自覚しているらしい。もしくは手に入らないと思っているのか。どちらにしても、カカシ全部は無理だと判断されたようで受け取ってはもらえなかった。カカシとしても目指すのは心中などではなく明るい家族計画だから、ナルトの代償は分割払いということにしている。 そのナルトが最初に選んだカカシの象徴が『髪』だった。本当は右目が欲しかったのだけどさわれないからやめた、と言ったナルトの残念そうな顔が思い出される。 ナルトは違うことなくカカシ自身を欲しがる。左目をきれいと言っても欲しいとは言わない。 「センセー好き」 うっとりと目を潤ませてナルトが言う。小さな手がカカシの髪を梳いて左目の傷を撫でる。ちゅ、と音を立てて幼いキスがカカシの右目に落ちた。 「ね、ナルト」 この幼いキスが何よりもカカシを高ぶらせる。ナルトの体を床に横たえてカカシは笑った。濡れて赤く光る唇を舌でなぞる。 「今からナルトの事きれいにしていーい?」 ナルトは頬を染めるとかすかに頷いた。 ナルトはカカシのものだから、カカシがきれいにするのだ。それは当然のことだ。 「好きだよ、ナルト」
私はあなたのモノ。
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甘・・・・?ちょっと見た目をかえればどっちつかずの話ですが目の前でやられたらかなりの確率で切れるでしょう。 久々に無意識に色々考えてるナルトを。愛は重いです。九尾を抱え人を愛そうとしているナルトがカカシのくっそ重い愛を一気に受け止めたらつぶれるんじゃないかな、と。いつかナルトがもっと強くなってその辺の折り合いを付けれるようになったら明るい家族計画Go!!です。思いっきし見切り発車してますけどね(笑) 今頃頑張っているだろう娘さんに捧ぐ〜。日記の甘甘好きだって言ってくれたから応援代わりに書いたのだがいまいちだね、これ。すまぬ。でもこっそり押しつけ(ひどっ)
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