地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
硫酸でサンプルをグツグツ煮ておりました。 ただいまやばげなテンションですv
***結婚祝い**
すい、と差し出された本の意味がわからず、ナルトは目を丸くして無口な同級生を見た。 「・・・やる」 「ほら、お前結婚しただろ?で、その祝いってやつだ」 横からキバが助け船を出す。コクコクと相変わらず無言でシノが頷いた。 ナルトの顔に笑みが広がる。 「ありがとうってば!開けていい?」 ナルトの問いにシノが再び頷く。両脇から他のメンバーも覗き込んで、本は開けられた。 『四十八手心得』 流暢な毛筆で書かれた本の表紙には、変な顔の男女が絡み合っている。瞬間、シノ以外の全員が凍り付いた。 「お前ってヤツはーーーー!!」 「あんた何考えてんの!?」 「ばかかーーーーーーー!!!」 口々に悪し様に罵られてもシノは動じない。更に怒鳴りつけるメンバーに、ぽつりとシノが反論した。 「だが、カカシ上忍に訪ねたらそれが良いと言われた」 カアアアアアア。空をカラスが飛んでいった。
「かかしーーーーどこ行ったーーーーーーー!!」 木の葉の里に下忍達の叫びが響き渡った。
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あーもー本気にさあ、上忍よ・・・・・(涙)
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