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2022年07月09日(土)
downy『Re:雨曝しの月』

downy『Re:雨曝しの月』@WWW X


というか前回の『雨曝しの月』がいつだったか思い出せなくて、家計簿アプリを検索しましたよね(WWW X、ドリンク代で検索)…便利……。

MCでロビンさんもいっていたが、downyは2020年が20周年だったのだ。『雨曝しの月』レコ発だけでなく、海外ツアー等様々な企画もあったという。それらが尽く頓挫してしまった。思い起こしてみれば、そもそも一昨年11月の『雨曝しの月』が延期を経ての公演だった。そしてこれは、ザックリいえば「第一次コロナ規制緩和」後、最初に観たライヴだった。

観る方ですら混乱しているので、本人たちはこの何倍も歯痒い思いをしたことだろう。「ようやく前進出来そう」とロビンさんはいった。『雨曝しの月』のツアーは東京公演しか出来なかった。前進するため、改めてツアーを敢行した。そのための「Re:」だったのだ。

WWW Xはフロアの段差が全くなく、ステージも低い。整理番号が遅いともうお手上げで、後方から見えたのは各メンバーの上半身と(ロビンさんは座奏になると全く見えない。最初から座奏の秋山さんは合計20秒くらいしか見えていない)、映像のみ。まあ映像が素晴らしいのでいいのだが。そんであの轟音を浴びられたので満足。

曲間をゆったりとり、一曲一曲を丁寧に、しかし激しく演奏する。(曲間を空けるのは)「事情があるのよ」というMC。名古屋でロビンさんが怪我をして中断したというツイートを読んでいたので、その影響かなとちょっとハラハラする。演奏に支障があるようには全く思えなかった。つうたら秋山さんなんかずっとマスクしてたけどあのドラムでしたがな。いつも涼しい顔で息をするように超絶技巧を繰り出してる方ですが、それにしたってビビりますわ。

上半身だけとはいえ位置的にいちばん見えたのがマッチョさんで、まあこの方も涼しい顔して秋山さんと阿吽の呼吸の丁々発止を繰り広げる方ですが、今回はエモい様子が見えたのもうれしいところ。あとなんか、個人的にこの方のファッションがツボなんですよね……スモックみたいなゆったりしたシャツ着ててかわいいのよね。それであの演奏っていうギャップもよい。話の流れでマッチョさんがちょっとだけ喋ったんですが、その瞬間後ろの男子たちがちいさく色めき立ち(きゃあ♡ ってニュアンスだった)、ちいさいちいさい声で「マッチョさん」「マッチョさーん」といっていたのが微笑ましかった。ご本人には絶対聞こえてない。伝われ〜。

それはともかく、あの複合リズムと変拍子と轟音で迷子になりかけているリスナー(てか私だ)を、道案内してくれるのもマッチョさんなのであった。ヘンゼルとグレーテルのパンくずみたいなものですね。いやパンくずは鳥に食べられてしまうな……なんだ、灯台? 船乗りの命綱ですよ! 「海の静寂」で奏でる美しいコードも素敵。動も静も魅力的なベーシストですね。

「喘鳴」「叢雨」「枯渇」の新曲もライヴ初披露、バンドの前進を感じられるライヴでした。「次」が待ち遠しい。

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setlist

01. 酩酊フリーク
02. Δ
03. 象牙の塔
04. good news
05. stand alone
06. 凍る花
07. 春と修羅
08. 視界不良
09. ゼラニウム
10. 喘鳴
11. 或る夜
12. 海の静寂
13. 叢雨
14. 砂上、燃ユ。残像
15. 枯渇
16. 左の種
17. 曦ヲ見ヨ!
18. 猿の手柄
19. 安心
20. 弌

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ロビンさんだけでなく全員の疲労が感じられますね……秋山さんは疲れてなさそうに見えるが(怖)。


SUNNOVAくんのnoteと照らし合わせると、初日の大阪で「暑さで手をつって」、名古屋で「肉離れ」、最終的には靭帯損傷だったのか。もともと腱鞘炎が癖になっているようですし、腕への負担が大きいのだろうなあ。おだいじにですよ……。蜂蜜スプレーで喉のケアもしていて、これ物販にしたら売れるかなといっていた(笑)。

てかSUNNOVAくんのnote、大阪で「僕が演奏中にリズムを裏で取ってしまった時に瞬時にアジャストしてくれた」とさりげなく書いてる。ほんといいバンド。

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・それにしてもWWW Xは低身長に厳しい。来月ここでSPARKSか……とれるのか(とりたい)見えるのか(見える場所を確保したい)無事来るのか(来てくれ〜)。WWWは段差があってめちゃくちゃ見やすいんだけど、キャパはXの方が大きいんだよね