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2013年07月13日(土)
KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2013『P+』

KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2013『P+』@東京グローブ座

ライブポツネンinヨーロッパ、日本凱旋公演。やっとやっとの初ポツネンです。一昨年の公演は震災とご本人の故障で二度延期、三度目の公演日はサマソニと被り、それでもハシゴするつもりでいたんだけどハラカミくんが亡くなって、矢野さんがyanokamiは予定通りサマソニに出演しますと宣言したところで決めた。ポツネンに行っていたらyanokamiに間に合わない、yanokamiを観よう。どちらも二度と観られるものではないけど、小林さんの怪我は治るし、きっと元気で長生きして、また公演をしてくれると信じることにした。

と言う訳で、今回開演する迄ドキドキしてました。劇場前に貼紙あったらどうしようとかね…トラウマがね……。いやー観られてよかった。

前回一緒に行く予定だった友人は再延期公演を観られたので、そのときの話を聞いたり、映像で観たものが発展しているものもあり。ひとつのネタを磨いていく過程としても観られて興味深かったです。特に東海道五十三次のネタは、とても手に負担がかかるものだろうなと想像出来るもので、毎日ライヴでやっていたらそりゃ手も動かなくなるよねと思った…そこらへん今回は、ライヴと映像をうまく組み合わせて見せていました。これ面白かったなー、セロテープの工場見学に行ってみたい……(笑)そして当分「あのときのYAMAHAです」を思い出してニヤニヤすることでしょう。

最初の図形を組み合わせて展開させていく連想ゲーム的なもの、同じ音声のニュアンスを変え、さまざまなシチュエーションに当てはめるもの等、吹越さんのソロアクトを思い出したりもしました。似てると言うのとはちょっと違って…まずそのアイディアを思いつくのがすごい、そして思いついた後ここ迄昇華するか!と執念すら感じてしまう追求力がすごい。発想と着眼点の個性、それを形にするスキルひっくるめて天才なのだなと思えるところ。

あとやっぱり格好いいですねー。映像で観続けていると忘れがちだけどってこれ先日の大泉さん観たときにも思ったことだわ。幕が開いて本人がぱっと舞台に現れた瞬間「うわっ、背高!腕長!脚長!格好いい!」と思いました(笑)。プロポーションのよさ、姿勢のよさは舞台における宝物。