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2011年08月15日(月)
PiL [PUBLIC IMAGE LIMITED] SUMMER SONIC EXTRA

PiL [PUBLIC IMAGE LIMITED] SUMMER SONIC EXTRA@STUDIO COAST

いやあああ、すごかった。サマソニでRHCPとまる被りと判った時点で迷わず単独のチケットとったんだけど、行ってよかったよー!こわいよー!ライドン先生声でかいよー!いやもう何あれ素敵やん好きになっちゃう!ってな感じでした。やーもう長生きしてー!オリジナルパンクスがどうやって歳を重ねていくかこれからも見せてってちょうだい!(大泣き)anger is energyですヨー!イチバン、イチバーン!

はあはあはあ、落ち着け。二時間半近くみっちみちの緊迫感溢れるライヴ、なのにアンコール最後ではバンドメンバーだけでなくスタッフもひっぱりだして紹介しハグしていたライドン先生最後泣いてましたよね…おじいちゃん…あんなトガッたおじいちゃん……いやまだおじいちゃんて歳でもないが。

まあそれはいいんだ。とにかく声がすごかった。いやさ一昨年再結成してからのライヴ動画ちょくちょく観てて声出てんなあこの歳でこれはすごいと思ってはいたが、実際その場で耳にするともうね…この歳でとかそういう次元じゃありませんよ!確かに声量めっちゃあるしヴォーカリゼーションも素晴らしいんだけど、声そのものの威力が…カリスマの声明ここにありってなものです。そしてそのカリスマが“I hate religion”と呟いたときの風力と言ったら!あとやっぱスタジオコースト音いい。この環境であの空間音響いかしまくりのサウンドを聴けたのは有難かった。

一週間前から「Four Enclosed Walls」一緒に唄うんだ〜はあ〜あああ〜♪と練習していましたが(バカス)やりませんでした。しかし長年の夢、「Flowers of Romance」がライヴで聴けるなんてもうねー!「Death Disco」もな!てかギリギリ入場で、フロアに踏み込んだ途端「(This is not a)Love Song」だったもんだからその時点で卒倒しそうになった。

とにかくどの曲もすごかったんだが「Religion II」でライドン先生がベースの音あげれと指示してからの低音が作り出した場のシビレっぷりには震撼しましたよ。低音の音圧で耳がヤラれそうになった。もうここらへんは食い入るようにステージを見詰めて音に聴き入るばかり、結果地蔵状態。ノッてなかった訳じゃないのよ!あまりにもすごいことが目の前で起こってると固まるのよ!

「Rise」でanger is energyと前の方にいる観客に唄わせたのにはジーン。ふたり目にマイク向けられたひとの声がヘロヘロでズッコケたけど(笑)。緊張と弛緩が怒濤のようにおしよせる非常にフィジカルなライヴでした。

ジョニー!とジョン!と両方の名前がとんでいました。長年のファンも多かった様子(当然)で、愛に溢れたフロアだったなー。しかしあの場に感傷なんてもんはなかった。バンドメンバーはルー・エドモンド(G)、スコット・ファース(B)、ブルース・スミス(Drs)。スミスさんはTHE POP GROUPでも叩いてたそうで、この3日間で何ステージつうか何時間叩いてたの?疲労など全く感じさせない余裕と元気っぷりでした。

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セットリスト

01.(This is not a)Love Song
02. Poptones
03. Home
04. Public Image
05. Albatross
06. U.S.L.S.1
07. Flowers Of Romance
08. Psychopath
09. Warrior
10. Disappointed
11. Bags
12. Chant
13. Religion II
encore(つうか退場時「たばこ休憩」つってたので二部か?笑)
14. Death Disco
15. Memories
16. Rise
17. Open Up
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