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2010年10月03日(日)
『ガフールの伝説』

『ガフールの伝説』@新宿バルト9 シアター3

ふくろう目当てで。いやーストーリーがふくろうによる9.11以降の代理戦争みたいな内容でどんより……。しかもなんてえの、ボクたちにも良心があるんですよアピールがウザいことこのうえない。は〜イライラするわ〜(笑)。もうね、教訓を与えようとかそういうのイヤ!しかもふくろうで!あざとい!家族連れも多かったがこどもはどう思うのかね……。

しかしストーリー以外はすごくよかった!予想以上に楽しめました。ザック・スナイダーが監督???(だって『300』とか『ウォッチメン』のひとですよ)と思っていたら、これがよくてですね。アクションシーンの切り替えとかハイスピード部分とか、すごく格好いい映像に仕上がっていました。今回初めて3Dで観たんですが、3Dで観てこそのサービスショットと思われるシーンも満載で楽しかった。そしてとにかく美しい…さ、さわりたい!と思わず手が伸びそうになるふくろうの羽毛ふわふわとかの質感、翼の羽ばたきの迫力、もうたまりませんでしたよ。

3Dで字幕見ると疲れそう、と思い吹き替え版を観たのですが、頻繁に出てくる「さのう」を「左脳」とずっと解釈していた。しかし流れからすると感情とか感覚的なことについて話しているので、「ええ、それなら右脳じゃないの?」と思っていた。帰って調べてみたら「砂のう」だった…鳥の胃袋のことだそうで、人間のこころや魂にあたるところ、とのこと。ええーだから胃袋で感じろ!とか言ってたのか……とり好きならすぐピンとくるのか、「さのう」って?