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2010年04月20日(火)
『THE BACK HORN KYO-MEI大会』

『THE BACK HORN KYO-MEI大会』@Zepp Tokyo

ほ、ホントに雨男なのな……。思い返してみれば、確かにバックホーンのライヴの日って雨多いわ。しかも中三日でカッチリ声を戻してきました、お見事。MIOさん曰く「喉を湿気でケアするために雨降らすんじゃないの」……山田くんなら出来そうな気がするよ、不動の妖怪枠決定。

この日は具合もそれなりによかったので楽しく観られたよー。PAスペースの真後ろで観たら音のいいこと!そんで音のデカいこと!バースデイ(と一月のミッシェル映像@リキッド)以外で久々に耳がキーンとなった。ベースの音が粒だって聴こえたよー、ほげー。フェンス越しになるんだけどド真っ正面だし、全体がよく見えるのでよかった。PAスタッフがノリノリで卓を操作してて微笑ましかった。いいスタッフに恵まれているなあと思いました。

で、ツアーファイナルだったんですね。よう知らんと東京公演は全部申し込んでいて、クアトロだけ外れたんだけど(…)。そして松田くんはAXとZeppの間にHEEFESTに出演していたそうです。ぴーとさんとこで松田くんがほめられていて嬉しかった…父兄か。てかこのぴーとさんのブログ素晴らし過ぎてこちらも読んでてもらい泣きしてもうたんですが、リンク張っていいでしょうかどうでしょうか。芝居の方はバンバン張ってしまうが(いつもお世話になっております)、音楽の方はなんと言うかほら、自分にとっての特別なバンドについてのあれやこれやってのはすごく繊細なものだからなあ(いや芝居もそうだけどね…)。と悶々と考える。

で、このぴーとさんのレポを読んでいたこともあり、松田くんの、歌い手いてこそのドラミング、についていろいろ考えつつ観たりしていました。MCでは初めて選挙に出ましたとか初めてプレゼンしますって感じなのに、叩いてる時はどーんとしてるよねー(笑)前の三人も安心だ!年長さんてのもあるのかしら。

「生命線」を聴けたのが嬉しかった。「空、星、海の夜」も!この二曲を爆音で聴くと言う体験も面白かった。帰宅後歌詞集読みなおしちゃった。

で、まあいろいろ考える訳ですよ…ここですごく話が飛ぶが、今年のフジにロキシーミュージックが決まってんですが、このバンドの「More Than This」にはもう個人的に思い出があり過ぎて、しかもなんてーんだ、その思い出ってのは、誰にも言わずに墓迄持っていくだろう感覚すらある訳ですよ。で、そんなん作った方は知らない訳で(笑)。いつ誰がどんな状況で自分たちの作った曲を聴いて心に留めているなんてことは。皆が同じ曲を聴いていても、その曲は聴いたひとの数だけの喜びや悲しみや、そんなものを連れて来る。出会えてよかったなあと思う。

バックホーンにも、そういう曲がいろいろある。そんなことをしみじみ思ったいいライヴでした。

対バンのブラフマンもよかったです、以前ロンナイで観て様子は把握していたので最初から後ろに避難しといた(笑)。OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDのヴァイオリニストであるマーティンがやってるJohnson's Motorcarがサさんと縁があり、面白い話をよく聞くので、OAUも観てみたいな。スペアザは遅刻して観られませんでした…Zeppは遠い。