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2005年08月31日(水)
『VIVA! Forties』+α

『VIVA! Forties』@TOKYO FMホール

序盤PAが安定しなかったのかBブロックは音が揺れ揺れで、演奏と歌にも若干緊張が感じられましたが、中盤からは全く気にならず。40代に向けた内容でもあるので、固有名詞が頻出する歌詞でした。自分からすればちょっと上の、ちょっと憧れの存在だった兄さん姉さんの話を聞く感じ。もしくはちょっと背伸びした自分の感覚を思い出す感じ。

先週NINのビデオを観つつキャートレントステキーとか言い乍ら(笑)仕事とプライベートのバランスとか、体調とか、日本の政治は!世界情勢は!ってな話を延々してたんですが(同業者だと言うのと、年齢が近いせいかTATiさんとはよくこういう話になる)、そういうのもあっていいタイミングで観られたなと思った。

あと今菊地さんの『CDは株券ではない』を読んでて、「90年代ノットデッド派」と「いい調子の80年代リバイバル派」の関係みたいな話にはあはあはあ(頷き)と思っていたところなので興味深かったです。今の40代が80年代に、今の30代が90年代に聴いていた音楽が今どういう風に作用しているのかと言う。思春期に聴いたものも影響力大でしょうが、10代後半〜20代にズッパマッた音楽の影響力ってデカいなあと。丁度自分の稼ぎで自分の好きにお金を使えるようになる時期だしなあ。生活にも密着している。

となると自分は正に「90年代ノットデッド派」な訳で。オルタナ〜グランジ、そこにレイヴが来て、ブリットポップがあって(笑)、テクノはデトロイト発やベルリン発、その内ドラムンベースやブレイクビーツが来て…と言う。濃い。そうなると今の20代は、そこにヒップホップやR&Bが入ってくると言うことか?

最近こういうの多いな。いろいろ考えている時に、それについての解答やヒントになるようなものに当たる。

まあ死んだりせずに順調に行けば、いずれ40代になるんで、いろいろ胸にクる作品でした。よかった。

浦嶋りんこさん格好よかった!ゲストヴォーカルに福井貴一さん。彼が出てきたところで緊張がいい感じにほぐれた。うまい具合持ってってくれました。深沢さんも素敵だったー。

途中のリーディング部分とかをスズカツさんが監修したのかな。プログラムに書かれていたコメントにじんわり来ました(涙)

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他行って書いてなかったの。

■『ミッフィーワールド』@品川プリンスホテル メインバンケットホール
家族で行って施設で遊ぼう!とか着ぐるみショウがメインだったので、浮いた(笑)ブルーナおじさんの作品には男性のファンも多いので、男のひとがひとりで所在なさ気に展示を観ているのが印象的でした。しかし50周年限定グッズが沢山あってよござんした!形体がちょっとずつ変わっている歴代うさ公ぬいぐるみ5体セットほしかったよー。
しかし小さなぬいぐるみを漁っていて、ビニール包装されていないうさ公の耳を触ったらその耳がじっとり濡れていて……。多分こどもがしゃぶったのではと思われ…ヒィイ!濡れてないのを買って帰ったが、既に乾いたやつだったのかも知れん…無表情のうさ公からは申告がありません。教えてくれ、あんたによだれはついているの!?やっぱ洗っといた方がいいの!?

■『コム デ ギャルソンのためのコム デ ギャルソン展』@新宿パークタワー
ファッションは勿論ですがここはグラフィックが素晴らしいー。こういう展示、どんどんしてくれー。井上嗣也さんはもー私のスターADなんですヨ!好きだ!好きだ!
考えてみればこれも80年代に革新的なことを起こしたひとたちの仕事、だなあ。井上さんや戸田正寿さん、サイトウ・マコトさん。石岡瑛子さんもだな。ADって仕事にスター性が宿るような…思えばこれ、全てに西武がすごく絡んでるなあ

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■あかん…
久々にNIN『AND ALL THAT COULD HAVE BEEN』のDVD観たんだけど、どこに隠し映像が入っているかわからんくなった…。ど、どこだったっけ…メモとっとけばよかった…(泣)
いやもう今になってものすごいハマッている…結構初回盤とか限定盤ちゃんと買ってるんだよなあ。意外とブートも持ってるし(笑)しかしインタビューを熱心に読むとか迄はしてなかった…人間トレントにあまり興味がなかったんだろうか。やっぱりライヴが良過ぎたよ…実物のオーラ(毒気?)に当てられたか(笑)