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2004年06月10日(木)
will i walk the long road, we all walk the long road

昨年2〜3月に書いたパールジャム・ジャパンツアーの感想文が、パールジャムのファンサイト『PEARL JAM LYRICS NOTE』(トップページ>LINK>NET SURFINGの【ライブ評】)で紹介されてます。びっくりしたー。いやはや恐縮です、有難うございます。

で、サイト拝読したのですが、うわあこういうコンテンツ、嬉しい!タイトルからも判る通り歌詞対訳とその解説メインなのです。こちらの[ABOUT THIS SITE]でも指摘されていますが、パールジャムの歌詞は難解なものが多い。エディ・ヴェダーの個人的心情に根差すものが描かれる反面、ストーリーテラーの性別・年齢設定等が歌詞内容によって変わるので、イングリッシュネイティヴのひとでも解釈が難しいところに加えて、アメリカ文化独特のものや出来事に関する固有名詞が頻出するので訳すのが難しい。よって誤訳も多い。「DAUGHTER」の誤訳はファンの間では有名ですね(苦笑)私でも気付いたもんなあ。ライヴ盤『LIVE ON TWO LEGS』に収録された際、訂正されてましたけども。これはあんまりだよ〜ホントにプロが翻訳したのかと(笑泣)

以前こちらでもリンクを張らせて頂いた、ペッパーズの『BY THE WAY』ザ・ブートレグ・ブックレットのように、メンバーの個人的な繋がりから由来する人名やコトバを掘り起こしつつ歌詞を解明して行く作業は、職業翻訳家からすれば難しい…と思うんです。勿論翻訳家の方は、プロならではの仕事をしているとは思うんだけどね(そうあってくれ)。最近はリークを防ぐ為、リリースされるギリギリ迄音源や歌詞が届かないそうで、その厳しい時間と環境の中、作者のバックグラウンド迄網羅して翻訳をするのは大変な作業だとは思う。

私も英語は大体念で聞き取ってるくらいの力量なんですが(笑)。言ってることも判らないのにどうして彼等の曲が好きなのかは…やっぱり、音魂みたいなもんが伝わるからでしょうかね。何か電波みたいなこと言ってますけども。何言ってるか判らないのに、引き付けられるものがある。逆に言えば、言葉も判らないのに引き付けられる音を彼等が発してるってことで、それはやっぱり凄いことだよなあ。

で、彼等は何を伝えたいんだ?と関心が湧く。熱心に歌詞を読んだり、調べて訳したりする。ちょっとでも理解出来ればな、ってね。そこらへんは日本語のうたを聴く時よりも能動的で、それだけに詞の内容が心に残るのかも知れないな。…ならもっとヒアリング出来るようになってもいいんだけどなあ(苦笑)

ああでも嬉しいなー。パールジャムのアルバムって歌詞カードが入ってないこともあるし、入っててもエディが違うこと唄ってたりするんで(笑)このサイトを読み読み曲が聴けると思うとニヤニヤです。解説も充実してるし、すごいなあ。コンプリートされるのを楽しみにしております(他力本願)

昨年のツアーで、エディは懸命に日本語を話してくれたり(武道館でのMCは忘れないよ!)ステージに通訳を連れてきたりしてくれた。その気持ちだけでも充分だよ(涙)こっちも努力します。でも、言葉が判らなくても、エディの声にはひとを引き付ける不思議な力があるよ。

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で、最近読んだ本(笑)

■『英語ができない私をせめないで!』小栗左多里
おなじみ『ダーリンは外国人』の作者が、いよいよ英語にチャレンジ!あーもうこれわかるわかる!のつるべうち。そうそう単語は何とか聞き取れても文構成が出来ない=話せないんだよね!やっぱり聞き続ける=慣れが肝心なんだろうなあ。
「I hate gifu!」の話が面白過ぎました。そこできちんとクレームをつけるとこがいい。そうだよね泣き寝入りはいかんよ…

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そういえば、結局フジのハナシはナシかねえ。未だに望みを捨て切れずにいるんですが。あ、でもコートニーと同じ日に来るといろいろ大変そうなんで(笑)来るなら別の日に(笑)て言うかホント、また来てね!