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■ 誰のものでもないけど。
昨日女子社員の方々と ごはんを食べつつ喋っていたら いかせんってかっこいいよね、って話になって。
最近どうやら 彼はとても人気があるらしく しかも新入社員の中で人気があるらしく。
あたしはぶっちゃけ とっても不安だった。 怖くて、嫌で、心配で でも「そうなんですか?」って 知らない振りして、驚いて見せた。
そうやって 何のためらいもなく いとも簡単にかっこいいと言える あの人たちがとても羨ましい。
あたしは・・・ ほんの少しでも「かっこいい」とか 「ファンです」だとか とにかくそういう賛辞を述べてしまえば もう止め処も無くあの人への想いが あふれてしまいそうで 怖くて絶対に口にできない。
自分の心にかけている鉤を、 少しでもはずしてしまったならば
あたしの気持ちは たとえ誰の前であろうと 止まらないだろう。
だから 「どう思う?」って聞かれても 「いい人だと思いますけど」って そやって言うのが精一杯で。
他の人のことなら 普通に「かっこいいですよね」とか 「素敵ですよね」とか そんな誉め言葉くらいいくらでも言えるのに、
本当は好きで好きで仕方なくて かっこいいことなんて4年も前から重々承知で
誰よりあたしが知ってるって自信があるのに
誰より気持ちがばれるのが怖くて
必死に隠し通してる。
ほんとはね あたしだって叫びたいんだよ。
いかせんは、 あたしが知ってる男の人の中で 誰より格好良くて 誰より強くて 誰よりすっごく素敵だって。 誰よりすっごく凄い人だって。
だから あたしが世界でいちばんいかせんが好きだから そんなに容易く 彼の名前を呼ばないで 「かっこいい」なんて言わないで。
そやって叫べたら あたしはどんなにか楽になれるんだろう。
せめて本人に向かって 「あたしは世界で一番 あなたのことが好きだから」 って言えたら
どんなにか楽になれるだろう。
だけどそれは
あたしには一生
言えないことなんだ。
2002年05月22日(水)
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