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■ 18の秋に出会った人。
あたしが初めてあなたに会ったのは18歳の秋。 第一印象は、とてもいい人だと思った。
でもそれが恋に変わるなんてその時は知らなくて。
次に会った時には、もう完璧に「落ち」てた。
ひとめぼれ、なんかじゃなかったけど あなたの話し方や仕草のひとつひとつがとても好きで 「好きになってしまった」と心底思ったの。
いかせんがいたから嫌いな勉強だって頑張れた。 高校3年生のあたしは 恋なんてまだ何も知らなくて ものすごく純粋な女の子だったけど
それでもあの人を思う気持ちだけは 他とは違うってことくらいはわかってたし
信じてた。誰より。
いかせんをここまで好きになった理由。 いかせんが他の誰かとは違った理由。
あんなにね、 素直に話せる人って初めてだったの。 会った瞬間から、「無理する」ってことが一度もなかった。
初めて会った人には ものすごく緊張しながら 言葉を選びながら話すしかできなかったあたしに
生まれて初めて何の無理もせず話せる人が現われたこと。
ものすごく重大な出来事だったんだよ。
それがあたしの18の秋。
それが、はじまり。
2002年02月15日(金)
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