| 2004年12月02日(木) |
高校野球見物に甲子園球場へ�� |
▼高校野球見物に甲子園球場へ 甲子園の全国高校野球大会を見物するために、門真の伯父に招待されて出掛けたのは、小学校六年の夏休みのことであった。門真の伯父長山 武は母の兄にあたり、大阪府庁へ奉職していた。子供が五人おり、女二人、男三人であり、長男の良彦さんが勇より二年程年上で、中学に通っていたので、勇とは恰好の遊び仲間であった。岡山市一宮の母の実家では良彦さんはじめ長山一家の従兄弟・従姉妹とは正月にトランプをしたり、鬼ごっこをしたりして過ごしたことがあるので、門真の伯父の家へ泊まって良彦さんの案内で甲子園へ通うことは無上の喜びであった。
大阪へ行くのは初めてであった。山陽線はまだ電化されておらず、石炭車であったから三石を過ぎてトンネルを通るときには、窓を閉めてハンカチで顔を覆った。岡山から大阪まで六時間位かかったと記憶している。車中、母親が作って持たせて呉れた巻き寿司をへぎ折りの弁当箱の中から取り出して食べた。車中で食べたアイスクリームの味を思い出す。アイスクリームは銀色に光る容器に入れて売り子が車中を売りにくる。注文するとへぎ折りで出来た容器の中へ先に球形の膨らみのある鋏でアイスクリームを取り分けて呉れるのである。現在のように簡易パック入りでないところが趣があってよかった。
梅田駅にはかねて打ち合わせの通り、良彦さんが出迎えに来て下さっており、天満を経由して京阪電車で門真の長山邸へ連れて行って戴いた。当時の長山邸は借家であった。
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