前潟都窪の日記

2004年10月15日(金) 妹の誕生��

「人間は人様のお世話ができるときには、お世話をしておかなければなりません。僅か3才の時から人様に喜んで頂けるなんて滅多にない幸せですよ」との母親の執拗な説得に折れて、乳吸いに通うことになった。妹に奪われてしまった母の愛情の代償を、小母さんのおっぱいに求めたのかもしれない。
 小母さんが自分の子に授乳を済ませ、寝かせつけてからが出番であった。小母さんが椅子に腰掛け着物の前をはだけて剥き出しにした形良く張った乳房へ勇が立ったままの姿勢でむしゃぶりつくのである。両方の手は小母さんの帯をしっかり掴んでいる。もう一つ傍らに置かれた椅子の上にはアルマイトのボールが置かれていて、吸い出した乳を吐き出せるように準備されていた。
「ああ、勇ちゃんそうよ、もっと・・・・もっと強く吸って頂戴・・・・」最初はこわごわ乳首をくわえて乳を吸い出し、一口ごとに傍らのボールへ吐き出していた。そのうち小母さんは気持ちよさそうに目を瞑りながら自分でも大きな乳房に両手の掌をあてがって絞りだすようにする。小母さんが掌に力を入れるたびに母乳が勢いよく口の中へ放出されるので飲み込んでしまうこともあった。飲み込んだ乳液はつい最近まで母親の乳房に戯れていたときと似た甘美な感触を思い出させた。気管支へ入りそうになり咳き込んで思わず口を放して、傍らのボールへ口に含んだ乳を吐き出すこともあった。
「駄目よ、勇ちゃん。口を放しては・・早く・・・・吸って頂戴、ああっ、こぼれちゃうわ」と小母さんが切なそうな声でせきたてるので再び大きな乳房へくらいついていった。
「そうよ、もっと強く吸って、ああっ・・気持ちがいいわ。そうよ、そうそう・・・・噛んでもいいわよ」と小母さんは背中をのけ反らせたあと今度は勇の頭に覆いかぶさるようにして背中へ両手を回しぎゅっと抱きしめた。それを合図に勇が乳首を軽く噛むと
「ああっ・・」と言って再び体をのけ反らした後で
「どうもありがとう。とても気持ちよかったわ」と言って勇の頬っぺたに軽く口づけをして、その日の乳吸いは終わるのであった。帰りには、キャラメルとかビスケット等を半紙に包んで持たせてくれた。


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