前潟都窪の日記

2004年10月06日(水) 旅のノウハウ22・・スリの手口��

スペインのマドリードでのことである。ピカソ美術館の見学を終えてホテルまで8人の同行者が連れ立って散歩しながら帰ることになった。二人づつ並んで縦隊を組み離れないように気をつけながら歩いていたのだが、隣り合った同士が話に夢中になっていつしか隊列はまのびしたものになっていた。筆者は一番先頭を歩いていた。すると突然後方からドロボーという叫び声が聞こえた。驚いて振り返ると15m程後方でT夫人が道路にかがみ込んで必死にポシェットの紐を離すまいと抑えており、若い男が三人かかりでポシェットを引っ張っている姿が目に入った。これは大変だ助けに行かなければと走りだした時には紐が切れて鞄を掴んだ三人の男は逃げ去った。後を夢中でおっかけたが、四つ角を左に曲がられて視界から消えてなくなった。追いかけるのは諦めて現場へ戻るとなんと被害に遇ったのは同行8人中5人にも達していた。
手口は最後尾の婦人Sさんのリュックサックを三人かかりで後からはぎ取ったのである。この時、Sさんがドロボーと叫んだのである。何事かとすぐ前を歩いていたT婦人が後を振り向いた時に一瞬の隙ができた。そこを別の組みに狙われたのである。筆者が目撃した犯行情景はこの時のことである。いずれも同行者の大声に後を振り返り状況判断をしようと一瞬の隙ができたところを肩にぶら下げたカメラやハンドバッグ、ビデオカメラをひったくられたのである。犯行は7〜8人のグループで我々の一行は目をつけられ狙われていたものと思われる。2〜3人が組みになって襲いかかり、それぞれ別々の方向へ散るように逃げ去ったのである。仲間が連れ立って歩くときでも離ればなれにならないよう間合いを開けないで注意しながら歩かなければならないという教訓であった。


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