前潟都窪の日記

2004年10月04日(月) 旅のノウハウ�粥ΑΕ好蠅亮蠍���

 1983年の4月に牧野昇氏を団長とするハノーバーメッセ視察団に加わって、初めて欧州の土地に降り立った。この時パリのホテルに朝方到着してロビーで部屋割りを待っている時の出来事であった。団員の中の某氏が背広の上着に何処で付けられたのかソフトクリームがべっとりついて汚されているのに気がついた。するとソファーに座っていた若い女性がティッシュペーパーを手に持ちながら上着を脱ぎなさい拭いてあげるという仕種で近寄ってきた。地方都市から参加していた某氏は何の疑いも持たず言われるままに背広を脱いで手渡し、綺麗に汚れをとってもらった。感謝しながらにこやかに手をふりながら双方その場は分かれた。
 サクレクール寺院の見学の時、記念品を買おうと思って内ポケットの財布を取り出そうとした件の某氏が財布が無いのに初めて気がついた。幸いパスポートは腹巻にしまっていたので致命的な被害とはならなかったが小出しにして使う予定の当座の小遣いを失ってしまったのである。
 今となっては古典的なスリの手口であるが、一昔前はこの手のスリに無防備の日本人はよくひっかかったものである。


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