コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2005年01月14日(金) 魚釣りってなんだろう?


こんにちは、カン・チュンド です。

毎日同じスケジュールの中で生活していると、
大切なことを大切と思わなくなってしまう自分がいたりします。

物事の【方向性】が見えにくくなった時は、
少し離れて 大枠 を振り返ってみるのがよいのではないでしょうか?

金曜日の折込み広告のウラに、
えんぴつでもボールペンでもいいですから、箇条書きしてみましょう。


魚を釣る = 投資をする

何のため? 「資産の価値」を維持するため

魚を釣るための【道具】は?

(2種類しかありません。釣りの哲学 がまったく異なる!)

カーボンロットの「釣竿」で一本釣り!
→ 個別銘柄(株式・債券・不動産)

ボートで沖合に出て「投網」する!
→ 投資信託(株式・債券・不動産)


< わたしの考え >

ボートで沖合に出て「投網」する方が
魚 は釣りやすいのではないでしょうか?

ちなみに、沖合に出て「投網」する場合も
2種類の方法 があります。

(釣りの哲学まったく異なる!)


・海(いちば)そのもの を狙う「投網」
→ インデックス型 の 投資信託

・海(いちば)の中で 獲物 を見つけて行う「投網」
→ アクティブ型 の 投資信託


< わたしの考え >

海(いちば)そのもの に「投網」した方が
魚 は釣りやすいのではないでしょうか?


さて、【道具】を決めたら、
今度は釣りをする【場所】(国・地域)を決めます。

これから 魚 が増えそうな場所、
今後 安定的に 魚 が期待できそうな場所

を探すのが 鉄則 ですね。

ただし、魚釣り(= 投資)は 未来 のことを扱うため
「この一ヶ所で 必ず釣れる!」という 保証 はありません。


ですから、狙う【魚】の種類(株式 or 債券 or 不動産)
釣りを行う【場所】を 複数に、分散 させる・・。

これを ↑ 世の中では 国際分散投資 と呼びます。


魚を釣る過程で「海の様子」を見るのは大切ですが、
ひんぱんに 釣竿 を動かしたり、
また 移動させたりするのはよろしくありません。

本質の部分は

・どの【釣り方】を選び、

・どこで【魚】を釣るのか

 それだけ です。

(シンプルでしょ?)


付録・・)

投資 という魚釣りでは、
何度でも「海」に出て、何度でも「釣り」をすることができます。

(別に 制限 は設けられていません・・)

これを ↑ 世の中では 時間の分散 と呼んでいます。








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