| 2005年01月07日(金) |
2005年、世界をぐるりと見渡すと・・ その3) |
新年おめでとうございます、カン・チュンド です。
本年も コラム「金財茶房」をどうぞよろしくお願い致します。
さて、毎年お話していますが、
投資 を 年初 → 年末 という「1年」で区切って考えるのは よろしくありません(危険ですらあります・・)
2005年の株式市場を占う! 今年の金融商品 これがイチ押しだ!
という 扇情広告 に毒される可能性が 大 ですよ。
(もしあなたが1年間の短期レースを競うのなら、 どうぞ がんばってください 笑)
さて(年初からいきなり質問ですが)
(ほんとうは 飛行機で) 2時間くらいで行けるのに 直行便 がない国はどこでしょうか・・?
答え)北朝鮮 です。
かの国は世界フィールドの中で頑なに段ボールを囲い、 孤高 と 閉鎖 を決めこんでいます。
しかし、北朝鮮という国でも 時 は経過するのです。 今の体制 が崩れたら、いったい何が起こるのかというと(それは)
上下 が 逆さま になるような「大きな変化」であり、 では その「変化」の中で すべてが消えてなくなってしまうのかというと
そんなことはないのです。
(たとえ)革命 が起こったとしても 人は歯を磨き、ご飯を食べ、用を足し(すなわち)
欲 を持ち続けるのです。
そして 新たな人の活動 =「経済」を始めます。
北朝鮮の現体制 が崩壊した後 を見据えて、 かの国(あるいは地域)に今から 投資 をしたいな、と
(もし)わたしが思ったら、あなたは驚かれますか?
現体制の 崩壊 を予測して(北朝鮮の)住宅居住権 を買い漁る人が (もし)いたとしたら、あなたは驚かれますか?
また(つい3年ほど前に)世界を騒がせた アルゼンチン ですが、
(そうです、経済危機と云われた かの国です)
その後どうなったのでしょうか? (こういうフォローをマスコミはまったくしていない!)
国自身が「借金」を返せないと宣言してしまう (デフォルト宣言した)国 ですから、
株式の価値 も なくなってしまったのでしょうか? (いえいえ、そんなことはありません・・)
12月22日の日経新聞によると 「アルゼンチン株 最高値を更新」とあります。
ん?
・アルゼンチンの代表的な株価指数「メルバル」は 12月21日 1325.29 で引け、過去最高値 を更新しました。
これは一体どういうことなのでしょう?
答え)株価 とは 未来 に対する【期待値】なのです。
国が借金を返さない、米ドルへの両替をストップする、 預金封鎖をするような国においても、
● 株式市場という「いちば」が消えてなくなることはないのですね。
(まして いちばの価値 がゼロになってしまうこともありません・・)
皆さん、人の欲 =「経済」とは果てしなく続き、
(かつ)しぶといものなのです。
この「しぶとさ」を利用して、 世界の経済は今年も廻っていきます。
どうか 長い時間スパン を持って「投資」を行ってください。
「恭喜発財」・・ 皆さんが儲かりますように(笑)
(つまり)・・2日間だけ通う「お金の学校」です!
第8回 知的人生設計入門
【お金のなる木の見つけ方】
1/16・23 Sunday in 大阪
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