110年以上続く老舗の鮮魚問屋で、回転寿司チェーン店も経営している会社の社長は、毎週土曜日のみ朝1時半から厨房に立ち包丁を握り、魚をさばくという。それをしないと「自分が何屋なのか忘れてしまう」からだ。そのため社長は土曜日のゴルフには参加せず、日曜日だけ参加するという。このような姿勢の社長を社員はどのように見ているのだろうか。社長が社員からリスペクトを集めるのは、こうした生き方によるところが大きい。