嗚呼!米国駐在員。
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2004年06月16日(水) 近鉄の思い出

何のことはない出張明けの1日だった。
朝から晩まであれやこれやと。気がつきゃ午後9時30分、今日もまた1人で会社の鍵の開け閉めをする事になる。身体中が筋肉痛なのは、日曜のゴルフのせいか、寝苦しかった夜のせいか?


仕事の合間に、久しぶりにネットを検索すると、近鉄のリストラ選手がどうのという記事がある。ガセネタでもなさそうだ。詳しく調べていないからよく分からないけども、球団がなくなっちゃうんかいな? という事はパリーグは5球団? 何だか腑に落ちないし、財政難だか何だか分からないけど、とにかく近鉄がなくなるのは残念である。

忘れもしない1989年のロッテとのダブルヘッダー。
当時自分は浪人生だったか、高校生だったか忘れたけども、ニュースステーションが放送を切り替えて中継した試合を食い入るように見つめたのをよく覚えている。2塁上での有藤の抗議、阿波野の連投、男になった吹石、ぴりぴりしていた吉井投手、仰木監督の表情、存在感あった中西コーチ、そして、時間切れ引き分けで優勝を逃した回の裏の守備につく近鉄ナイン。自分をプロ野球のとりこにさせるきっかけとなったチームだろう。

その後も、大阪に住んでいた事で、よく藤井寺や大阪ドームには顔を出した。会社が年間シートを買ったのだけど、あまり人気がなくちょくちょくネット裏で観戦した。藤井寺では客が少なく、酔っ払いのヤジが球場に響き渡っていたな。

オリックスと合併と決まってしまったのならば、ファンはどうすることも出来ずたまらないだろう。選手もまさか、だろうな。もう球団に対する不信感だらけで、試合どころじゃないだろう。
というより、まだ試合って続けてるんだろうか。
是非とも優勝して、親会社を見返してやって欲しい。

それにしてもファンも選手もあまりに酷すぎる。日本も景気が良くなって儲けている企業は多いのだから、どこかまとめて金出してあげてよとも思うのだけど。それか外資に解放するとか。まあ、プロ野球機構はお堅い頭の集まりだから、そこまでしないだろうけど。

でもこれでますます選手の海外流出は加速、日本のプロ野球の空洞化が始まるに違いない。
時代の流れといえばそれまでだけど、1プロ野球ファンとしては残念でしょうがないのである。


Kyosuke