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アメリカではThanks giving dayというのだけれど、幾度となくこの日を迎えたはずなのにいまだに何に感謝するのかわからない。 ![]() 元はノンフィクションドキュメンタリーの単行本として全米ベストセラーとなり、「ファストフードが世界を食いつくす」という邦題で既に日本でも販売されている。 ファーストフード産業の裏側、アメリカの精肉加工現場の衛生観念とずさんな労働管理の実態を暴露しちゃって、つまるところはみんなファーストフードを食べるのはもうやめよう!マッ○つぶれちゃえ!という問題になりそうな本なのになんとも装丁が安っぽいよ・・(´;ω;`) ![]() 結構会話が重要なポイントになってくるため、映画の前に誘ってくれた友人からわか〜りやすい英語でおおまかな内容を説明してもらった。 生産されるひき肉の47パーセントがサルモネラ菌を含んでいることが判明した工場。 ファーストフードが異様に安いのは、労働者のほとんどが違法で入国し低賃金で1日中働かされているため。 不法労働なので保険に入れない、就業中の怪我に関しては会社側は一切責任を持たないため、 労働時の注意事項には巨大な切断機には「注意してね」ではなく「切られないでね」という、はなから責任逃避な対応。 現実に大勢の労働者が危険な切断機によって怪我を負ったり命を落としているのだが、所詮は不法労働者、社会の目に触れることもなく会社はまた何事も無かったかのように不法労働者の補充を行う。 映画では結構有名な人がちょい役で数人出てるらしいが、芸能関係に疎い私が発見できたのはアブリルラビーンとブルースウィリスだけでした。 あんまりこの私が真面目に社会問題を語るとボロが出るので、ちょっとくだけて書きますと、今まで見たどんなホラー映画よりも、見終わった後の不快感はものすごいです。 不法労働で入った一人の女性の共に働く夫が、上記のように切断機での事故で働けなくなり、更に保険が無いため巨額の治療費を背負い、それを返済するために上司に体を売り、一番人間がやりたくない精肉の過程、牛を殺してさばいて部位を仕分けする部署で働くことになった・・・ で、本物の牛が大量に一気に殺されてさばかれるシーンが出てきてそのむごいこと・・・ その女性があまりのむごさに涙するところで終わるのよ・・・。 もう見てる客席からもビーガンが多いので「オーマイゴッド!!」の嵐。 会社の経営側として上層部にいるアメリカ人男性役も最後には大きな会社を相手取って戦うことは、家族をもつ自分にはとてもリスクがあるとして諦めて、再びこの恐ろしい事実をひた隠す会社の一部へとおさまる・・。 と、不甲斐ない気持ちで席を立ちましたよ。 前に一度、動物を殺したり苦しめたくない人たちをビーガン、と日記で書いたけれど アメリカに来てビーガンの友達が結構周囲にいるため、かなり影響を受けまくっている。 とはいえ20数年間過ごしてきた食生活を変えることはなかなかできないものである。 肉や魚、殺して食べるだけではなく、卵や牛乳などとにかく動物を苦しめて動物を使って食べることもビーガンの中では禁止である。 気付かないうちに食べ物にはそういうのが入ってるんだよね。 たとえばビーガンに影響を受けてなるべく和食で粗食をとっていたんだけど、味噌汁はかつおだし使ってるしマヨネーズは卵だし化学調味料にも意外と一般の人は知らないけれど何かと恐ろしいことになっている・・(らしい) あんまりやると、ワールドカップの時だけ「○○選手かっこいー!!」と騒ぐにわかファンの女子大生みたいになってしまうので、自分の考えるままに生活を送っていますが、 さすがにこの映画観た2日くらいは肉食べれませんでした・・・。 しかし自分の誕生日にはしっかり「スペアリブ作って〜!」と友人にリクエストしていた私がここに・・。 同じビーガンでもなんでもないアメリカ人に「アメリカって結構ビーガンいるけどどうなの?」と聞いてみたら、 「あいつらバカだよなー肉とか食べないわけがない。こんなうまいのに」 と言って片付けられました。 いやー宗教並みに難しいっす。
nari
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