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秩序と混沌。 目次。|過去。|未来。
労働組合の集まりがあった。 誰も意見を言わないので、端から順に指されてしまい。 私の番が来たとき、進行役が 「今回の異動は希望したとのことですが」とかポロっと言いやがった。 確かに希望したさ。 もう2年近く前から、ずっと。 しかしそれはあんたに対して打ち明けたことであって、 他の同僚がいる前でばらされては困る方向の事実じゃないか。 ばれちまっちゃあ仕方ねぇと開き直ってしまった。 「個人的に前部署は籍を置かせてもらってただけやと思うてます」 他の同僚がいる前で、言ってはいけない大暴言。 その前だか後だか、私はずっと(本職)をやってた人間で 会社の大変革に巻き込まれて上半期仕事無かったから 前部署に居たのだと怪しげなフォロー。 私の経歴を知ってる人なら、納得してくれる向きもあるんだろうけど。 そこは異動先、んな者居ない。 …でもさぁ! 好きでもない仕事に無理やり就かされるのは ほんっとうに辛いんだよ!!(逆ギレ) まいっかー もぉ過ぎちまったことだしー 本心には違いないしー ◆ おやつの時間、チロルを持って元御主人様の部屋に行った。 ブツを渡しつつ「お茶はどこで飲んでるんですか?」 「ここ」 二人きりで話がしたかった。 うちの会社の居心地とか、新しい仕事のこととか、 同僚がいる前じゃきっと言いにくいだろう事を聞きたかった。 男慣れして無いアタシには胸痛起こすほどの勇気振り絞って、 お茶に誘ってみようと意気込んでいたのに。 「そっかぁ…じゃ」 バカバカバカ!アタシのバカー!! 組合の集まりの様子からすると 元御主人様の部署は人不足が激しく、 やっと来た増員をもの凄く歓迎しているらしい。 あれじゃあ、アタシの部署に連れてくるのは無理っぽいよ。 『あの人と仕事がしたい』と『あの人と一緒にいたい』が混乱している。
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