加藤のメモ的日記
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2023年04月05日(水) 徴用工問題 

被害者「謝罪が先だ」
「解決は必ず謝罪をしてからだ」。徴用工問題の強制動員被害者で原告の(ヤン・ク・ドク)さん(93)は、日本側が謝罪と賠償の示さない韓国政府の「解決策」に怒りをあらわにした。日本でも批判の声が上がっている。

「謝罪は譲れない。偽物の解決はいらない」。2月10日、東京都内の三菱重工本社前で、俳優の武藤陽子さんは訴えた。武藤さんは被害を描いた演劇で凌さんを演じた。凌さんは「金が稼げて女学校にも入れる」と騙され、三菱重工の軍需工場で働かされた。問題解決を求め同本社前で16年間運動してきた「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」。

社員に向け「強制労働の本質は被害者救済という人権問題だ」と訴えた。被害者が一貫して求めてきたのは、日本政府と加害企業の謝罪です。支援する会の多高橋伸共同代表は言う。「人をだまして連れてきて給料も払わず、78年刊も放っている。そこが謝罪にこだわる一番の根拠です」

徴用工問題に関し韓国政府が2月6日に示した「解決策」は、2018年に大法院(最高裁)が被害の三菱重工と日本製鉄に命じた賠償を韓国政府傘下の財団が肩代わりするもの。10日の韓国の世論調査では「謝罪と賠償がなく反対」が59%、「韓国関係と国益のため賛成が35%だった。


『日本の戦後』


加藤  |MAIL