加藤のメモ的日記
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| 2015年03月19日(木) |
無責任男 植木等を語ろう |
「わかっちゃいるけど、やめられない」―。数々のフレーズで、その男は日本中を爆笑させた。植木等は高度成長期の日本を照らす太陽のような存在だった。
犬塚弘 植木が亡くなったのが2007年3月27日だから、もう8年も経つのか。ハナ肇、谷啓、桜井センリさん、安田神も亡くなってクレージーキャッツのメンバーで残っているのは、今では僕一人になってしまった。
島崎 犬塚さんは、植木さんの最期を看取られたんですか?
犬塚 病院に駆けつけたときは意識がない状態だったけど、彼の手を握って「植木屋!(植木の愛称)がんばれよ、大丈夫だよ!また会おうな」と声をかけた。すると、僕の声がわかったのか、ギュッと手を握り返してきた。その2日後に息を引き取ったんです。
小松 オヤジが息を引き取ったのは、僕があと5分で病院に到着するときだった…。絶頂期のオヤジさんは僕にとって「スーパーマン」みたいな存在でした。そういう人でも亡くなってしまうのかと、何ともいえない気持ちになったのを覚えている。
『週刊現代4.18』
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