加藤のメモ的日記
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2015年02月14日(土) 井上揚水

マージャンは人生の縮図ですよ


”しらけ世代”が世に蔓延り(はびこり)はじめ、個人主義・ノンポリ的な楽曲が注目されるなか、井上揚水もまた若者から多くの支持を集めていた。用水は当初「アンドレ・カンドレ」という名で活動していたがまるで注目されず、1972年に現在の名前に改めて再デビューしたという過去を持つ。再デビューに至るまでの雌伏の時、揚水が何をしていたかというと、ただひたすら麻雀。実は揚水は、こう語るほどの麻雀好きなのだ。

麻雀を通じて揚水は文化人を交流を持つようになる。中でも 『麻雀放浪記』の作家・阿佐田氏との出会いは揚水独特の世界観に大きな影響を与えた。麻雀がなければ今の揚水はなかったのかと思うと、なかなか興味深い。



『週刊現代』1.3


加藤  |MAIL