加藤のメモ的日記
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| 2014年12月26日(金) |
ダイオウイカの大量発生 |
今年、1月から5月にかけて、深海に生息するダイオウイカが日本海沿岸の広範囲で日本海沿岸の広範囲で、相次いで見つかった。その数、なんと25個体。昨年放送されたNHKスペシャル『深海の超巨大イカ』での神秘的な姿もあり、大量のダイオウイカ発見のニュースは大きな話題になった。「実は冬の日本海でダイオウイカが見つかるのはそれほど珍しくはない。ただ今年のような状況は初めてです。普通は亜熱帯の海に生息しているのですが、おそらく太平洋側から対馬海峡を通過して移入してきたのでしょう。大量発見は日本海の中層域の水温低下が理由と思われます」
ミスター・ダイオウイカこと、国立科学博物館ディレクターの窪寺さんによれば、今後も発見が続く可能性があるそうだ。「今年は9月にも発見されました。来年山口から新潟あたりまでの日本海沿岸の人は、ダイオウイカが海面に浮いている姿を肉眼で見るチャンスがあるかもしれません」間近に見られるのは嬉しいが、そうなると神秘的魅力は半減する気もする。また、海底の地殻変動により異常行動となったのなら、地震の可能性も捨てきれない。インドネシアの地震では、地震の直前、オウムがけたたましく鳴いていたことや、鎖で繋がれたゾウたちがその杭ごと引き抜いて山に逃げていったとのことなど。いずれにせよ、何事も起こらなければいいのだが……。
『女性自身』12.30
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