加藤のメモ的日記
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2013年09月24日(火) 先にすることがあるだろ!

2020年のオリンピックが決まったと、テレビで見る限り日本中が狂喜乱舞しているみたいだが、俺は極めて不機嫌である。7年も先のことだから、生きているかもどうかわからないし、オリンピックをどこでやろうが、俺の懐が潤うわけでもない。安倍総理や猪瀬東京都知事の享保運ぶりを見ていると、こんな人たちに権力を持たせている現実がたまらなく嫌だ。

今、日本中が一番先に取り組むべきは。世界規模の運動会ではなく、福島第一原発の後処理だ。被災地の日本人が苦しみ、地球全体を放射能汚染の恐怖にさらしている原発事故にしっかり向き合い、収束への道筋をつけることだ。トラブルが発生するたびにその場しのぎの対応策を東電に押しつけ、政府は今まで見て見ぬふりをしていたじゃないか。

IOCの爺ぃたちは利権にまみれたいかがわしい連中で、金でどうにでもなると、汚い皺面に描いてある。もともとIOCなんて何の権威もない私立団体だったが、テレビが発達して地球の裏側でも実況中継ができるようになって。放映料とスポンサー料が跳ね上がった。ボクシングのパッキャオも野球のカブレラも、サッカーのメッシも出場しないから、運動競技会としては二流の位置付けなのに、金の力でオリンピックは世界的スポーツイベントとなった。

墓に見るべき番組がないから、俺たち日本人はオリンピックを見る。広告会社とテレビ局、それにスポーツ団体は儲かるから、皇室まで引っ張り出してオリンピック誘致に精を出す。安倍総理とオリンピック誘致委員会の竹田理事長は、放射能の汚染問題について海外のメディアに尋ねられて、「福島とは250キロ離れており、東京は安全です。我々はきちんとコントロールしている」と言い放った。

賄賂でゼニボケしたIOCの爺ぃたちは、拍手していたが、心ある世界の人達、そして大多数の日本人は「え、ホントかよ?」とその言葉を疑い、首を傾げ、空しくなった。7年後に汚染水の流出はピタリと止まっているのか?鉄骨むき出しの無残な姿を晒し続ける1号機から3号機はコンクリートで覆われているのか?使用済み核燃料を取り出す準備はできているのか?メルトダウンした内部は7年ぐらいじゃ何も変わらない。

決まってしまったオリンピックだが、俺は東京開催に反対する。原発の海外輸出にも反対だ。日本人は長い間、竹と紙の家に住み、怒ると腹切りをし、暗算が世界一で、生魚を食う民族と思われてきた。しかし、正直で誠実だとも信じられていたんだ。日本がまずするべきことは、原発の即時停止と福島第一原発事故の後始末だ。オリンピックを開催するのは、その後の話だ。そして今なお、21万人が避難生活を送っているのだ。



『週刊大衆』 安倍譲二


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