加藤のメモ的日記
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2013年06月27日(木) 「天皇の座は悠仁に禅譲」の真相

雅子妃は皇后に不適格だから、「天皇の座は悠仁に禅譲」の報道の真相

「雅子妃に、皇后は務まらない」美智子皇后の意向で、皇室典範が大きく改定。そして近い将来、悠仁親王が天皇に―。にわかに信じ難い報道が物議を醸している。その裏側で、いったい何が起きたのか。

美智子皇后の悲しみ

雅子妃の主治医として2004年から適応障害の治療にあたっている、大野医師が最近の妃殿下の体調についてこう報告したという。「体調の波が激しくなっています。頭重感(ずおもかん)があり、疲れやすく、体のこわばりと睡眠不足を訴えておられる。ただ、それが適応障害からきたものなのか、季節病からきたものなのかは、判断が難しいところです」


オランダ公式訪問を無事にこなし、公務復帰の兆しが見えてきたのではと期待された雅子妃。だが、病状は相変わらず行きつ戻りつで、6月18日に予定されていた皇太子夫妻による宮城県の被災地訪問も延期することが決まった。皇后は、それまでの皇室の乳母制度を覆し、自分の母乳で子供を育てたほど、子育てに強い思い入れがある。当時の皇后の様子を知る旧華族夫人が明かす。「とりわけ長男である浩宮様に関しては、立派な次期天皇になってほしいと、まさに手塩にかけてお育てになっておられました。それなのに、妻の雅子がダメだからという理由で、できるだけ早く悠仁親王に禅譲させようなどとという発想を持たれるはずがありません」

これらの見解には説得力があるが、その反面、皇后が雅子妃の現状に「深い憂慮」を抱いていることも確かだという。「今上天皇と共に築きあげてこられた『夫婦そろっての公務』というスタイルを、できれば皇太子ご夫妻にも受け継いでほしいという思いを皇后は持っておられます。それだけに、連続して被災地訪問をドタキャンするなど、公務が万全に果たせない雅子妃の現状を残念に思われているのは事実です」(宮内庁関係者)

皇后が10年前の雅子妃発病から持ちづ付けてこられた憂慮―それが、今回のような記事が生まれる背景にあるのは間違いない。最近では、「離婚論」や「廃太子論」が公然とメディアで語られるようになり、雅子妃が責務を果たせていないと考える国民が一定数いるのは残念ながら事実である。皇室ジャーナリストの神田氏が指摘する。

「皇室典範には、女性皇族が夫もともに公務を果たさなければならないという規定はありません。ですが、皇太子は『公人として、皇太子として公務を行なう場合、皇太子妃と二人揃って行うことが原則』と、かねてから公言していらっしゃる。にもかかわらず、いまだにそれが実現実現できていないのですから、雅子妃だけでなく、皇太子の評価も下がるのは当然だと思います。今の状態のまま、皇太子ご夫妻が天皇皇后になったら、皇室はどうなるのだろうと国民は心配しているのです」

元日本テレビ皇室担当記者で、美智子人も親交がある渡辺みどり氏も「皇太子の嫁」としての雅子妃をシビアに評価する。「天皇家というのは日本一伝統のある旧家の、しかも皇太子の嫁としてご自身がどう振る舞うべきか、雅子妃にはしっかりとお考えいただきたい。私は皇太子妃時代から皇后美智子妃の大変な努力を見てきた。だからこそ、自分で結婚をお受けになった以上、次期皇后としての覚悟を持つべきです」

神田氏や渡辺氏をはじめ、このまま雅子妃の状態が続くのなら、離婚をすすめるという意見も少なくない。一方で、無理に自分を皇室に合わせる必要はないとの意見もある。家庭問題詳しいジャーナリスト・石川氏が言う。「ご成婚前の雅子さまは表情も豊かでしたし、ボディランゲージも使ってとても溌剌としていました。それが今では。強張った笑顔で、小さくお手振りをされるだけになった。、雅子妃と同じく20年間夫婦生活を続けている世の奥さんたちは、夫の家族、とくに嫁と姑の関係に悩んだとしても、もう少しふてぶてしさというか、大胆さがあります。もちろん、一般人と皇太子妃では事情月大きく異なりますが、雅子さまにも、ある種の開き直りが必要なのではないでしょうか。持ち前の女の強さをもっと出していいと思います」

何かが動き出している

20年間意志を曲げず、皇室にいまだに馴染めない雅子妃とは対照的に、弟宮の嫁である紀子妃は、美智子皇后を手本に、常に皇族女性として完璧な振る舞いを見せる。対照的な二人の妃―。宮内庁の中には、外務省OBを中心とする雅子妃派と、秋篠宮家や紀子妃を支持する派閥が存在しているという。こういった内情を踏まえ、前出の宮内庁担当記者が明かす。

「今回の報道では、皇太子が皇位を禅譲する先は、秋篠宮を飛ばして、悠仁親王と報じられました。これによって、皇太子と雅子妃のイメージが悪くなる一方で、秋篠宮については、『兄のためにともに身を引く弟宮』『慎み深く。皇室の未来を憂える秋篠宮家』というプラスのイメージが植え付けられる。そうした狙いを持つ人々が、報道の裏で動いていたのではないかという見方が、担当記者の間では流れています」振り返れば、適応障害と公表して10年。雅子妃の病状への明確な説明は一切されず、さまざまな憶測が飛び交い、皇室の未来を巡る議論が絶えず巻き起こってきた。しかし、問題はいっこう改善していない。今回の週刊新潮の報道を受け、皇室に詳しい高崎経済大学の八木教授は。記事内容がすべて事実ではないにせよ、現状打開向けて何かが動き出しているのでは、と推測する。

「皇太子はご成婚以降、雅子妃を守るという姿勢を貫いています。妃殿下への強い思いは、夫としての責任感の表れとして評価すべきかもしれない。とはいえ同時に皇太子というお立場もある。いつまでこの状態を続けるのかと、多くの国民や宮内庁関係者が気を揉んでいる。今回このような報道が出てきたのは、今の皇室が抱える問題にフタをし続けることが、さすがに限界になってきたということ。膠着状態に区切りをつけ、具体的にどう手を打つかという段階に来ている。いよいよ次のステージに入ろうとしているのではないかと思います」批判にさらされたまま現状を放置することは、皇太子にとっても雅子妃にとっても、さらに言えば国民にとっても幸せなことではないだろう。


『週刊現代』 7.6


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