加藤のメモ的日記
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地球上の生命の出現は、一つの大きな謎である。地球は、ほぼ45億年前に形成された。そして科学者たちが信じるところによれば、それからわずか数億年後には、簡単な形態の生命がそこに存在していたことになる。これは納得するにはあまりにも早すぎると思うのだ。最も古く、最も簡単な生命体でも30億年たって初めて生物学的な分子構造を持つという。このことを別の観点から考えれば、地球誕生からすぐに地球に生命体がいたとすれば、すでにあった何らかの生命体が地球に降りて来たからであって、無機的化学物質とガスの結合の結果から生まれたのではないと思われる。
科学者たちを困惑させそうな、この考えは、いってしまえば地球上で簡単にはつくれそうもない生命は、事実、地球上では生まれなかったということだ。ノーベル賞を受賞しているフランシス・クリックとレスリー・オーゲル博士は、科学雑誌イカルスの1973年9月号に寄稿して、「地球上の生命は遠い惑星からの小さい有機体から急に生まれたのではないか」という仮説を提起している。彼らは、地球上の生命の起源についての現在の理論に対して、科学者たちの中でもたれている一種の不安感を背景に彼らの研究を始めたのだ。
なぜ地球上の全ての生命に対して、たった一つの遺伝子暗号しかないのか?もし生命が、大部分の生物学者たちが考えているように、原始「スープ」から始まったとすれば、さまざまな遺伝子暗号方式を持つ有機体が進化したはずではないか?そして、また、モリブデンは地球上にはほとんど存在しない元素なのに、なぜ、地球上の生命に不可欠な酸素の反応を媒介する、大切な役割を果たしているのか?なぜ、クロムやニッケルのような、地球上にもっとたくさんある元素が有機的反応ではそれほど重要ではないのか。
クリックとオーゲルが提起した、一風変わった理論は、地球上のすべての生命が他の惑星からの一つの有機体から発生したものではないかというものだけではない。このような種は、あらかじめ用意されていたもので、他の惑星からの知的生物が自分たちの惑星から地球へ「生命の種」を宇宙船に乗せて送りだした。その目的は、地球上にも生命のチェーンをつくろうとしたのだという理論だった。
この二人の著名な科学者たちは、いま一つで真実をつかめるところまで迫った。前もって用意された「種づけ」などはなかったが、そのかわり、天体の衝突があったのだ。生命体のある惑星第12惑星とその衛星がティアマトと衝突して、それを二つに割った。その方割れから地球が創られた。その衝突の際に第12惑星の生命のある土壌と大気が地球に「種をまいた」。こうして、生命の有機的合成物の原型を地球にもたらしたが、その詳細は分かっていない。
もし、第12惑星の生命が、地球より1%だけ早く誕生したとすれば、そこでは約4500万年早く誕生したことになる。この一件わずかに見える時間の差が、地球上で哺乳動物が姿を見せ始めたとき、第12惑星では人間のように進化した生命が既に住んでいたという状況をつくりだした。第12惑星の生命が、このようにずっと早くから誕生していたので、そこに住む人たちがほんの45万年前に宇宙旅行に出かけることは可能だったのだ。
『人類を創成した宇宙人』 ゼカリア・シッチン
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