加藤のメモ的日記
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2012年12月27日(木) 政治家の利権

当選を重ねると次第に豪邸に住み、高級車を乗り回し…という事実を見ると政治資金を私的に使っているのではと思うが、政治資金として集めた金を私的に使うということは昔ほどにはないようだ。それは当選を重ねるとまず、地元の企業や団体に顔が利くようになるにつれ全国的規模の団体や企業から『顧問』就任の依頼が殺到し、仕事などしなくても給与・報酬というかたちで議員個人の口座に支払われるのである。この金は政治資金ではないので、ちゃんと税金を払いさえすれば何に使おうと自由である。この金がバカにならない。

かって某野党議員から、当選したとたんに顧問就任依頼が10数件も来て、月数万円から数10万円の顧問料を提示されたと聞いた。彼は「野党の俺のところに、聞いたこともないような会社からこれだけ来るんだから、与党議員はすごいだろうな」と言っていた。

利権を追及すると、その業界に深く食い込むもとができ、同時に金が懐に飛び込んでくる。金を手にすることで力の源泉になる。陳情を受け、さまざまな業界の資金面や選挙応援を得ることになる。派閥は金を配ることとポストを提供することが存在価値である。配られる金を使い議員は選挙活動をし当選回数を重ねる。そして、ポストに就くことでさらに金を生み、企業からの献金を増大させる。




『週刊朝日』


加藤  |MAIL