加藤のメモ的日記
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2012年01月26日(木) ボケない道

米国テネシー州ナッシュビルおバンダビルド大学」のキ・ダイ博士らは、ワシントン州キング郡に在住の日系アメリカ人1936人を9年間追跡調査し、どのような食事を摂っている人がアルツハイマー病を発症し、どのような食事の人が予できたのかを調べた。その結果、野菜・果物ジュースを週に1回未満しか飲んでいなかった群では、517人中30人がアルツハイマー病を発症したのに対し、3回以上野菜・果物ジュースを飲んでいた群では、785人中22人しか、アルツハイマー病を発症していなかったことが分かった。

さらに、週1〜2回飲んでいた群では、257人中11人がアルツハイマー病を発症していたことから、週3回以上、野菜・果物ジュースを飲むことによって発症リスクを76%、週1〜2回飲むことにより発症リスクを16%減少させることができると推論したのである。

週に1〜2回の野菜、果物ジュースでは不十分で、毎日の摂取こそがアルツハイマー病の予防には必要だということである。ビタミンC、ビタミンE、βカロティンによる予防効果は確認されなかった。サプリではなく複数の野菜・果物の摂取が重要なのである。


『週刊現代』


加藤  |MAIL