加藤のメモ的日記
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2011年11月30日(水) ヨーグルトはガン予防

ビフィズス菌を含有するヨーグルトの摂取が、大腸ガンのリスク要因と考えられているフラジリス菌を除菌するという研究結果が、日本乳酸菌学界で発表された。ガンによる死亡率が減少する一方で、大腸ガンにかかる人が男女とも増えている。食の欧米化、飲酒など環境要因が大きいことが知られているが、人の腸内に常在する悪玉細菌「毒素産生型ブラジリス菌」が大腸のガン化を促進する可能性が明らかにされた。

50歳代罹患率増

統計によるとガンによる死亡率は減少しているが、、罹病する人は増えている。男女とも増加中なのが、大腸(直腸、結腸)ガンである。加齢とともに罹患率が高まり、とくに50歳前後から急速に増える。2020年には男女を合わせた大腸ガン罹患率は、胃ガンを抜いて一位になることが予測されている。

……ビフィズス菌の摂取による、大腸ガンの原因であるブラジリス菌に対する除菌作用が示唆された。海外と比較すると日本人の大腸ガンの死亡率は決して低くない。一般的に自覚症状がないため、ガン検診を定期的に受診して、早期に発見することが重要といえる。



『日刊スポーツ』


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