加藤のメモ的日記
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| 2011年06月27日(月) |
闇の権力と2012年 (38) |
人類が経験してきた数々の戦争や紛争のほとんどは、闇の権力者たちが意図的に引き起こしてきたといわれています。もちろん、第一次・第二次世界大戦も、湾岸戦争やアフガニスタンの戦争も、その裏で暗躍する彼らの姿が見え隠れしていました。闇の権力者たちはなぜそんなに戦争を好むのでしょうか。
一つの大きな理由は、戦争を利用して金儲けをするためです。そしてもう一つは、増え続ける世界人口を削減するためです。彼らは自分たちが考えるところの適正人口10億人規模に削減する計画を続行しているとされています。つまり、戦争は金儲けのビッグチャンスであるだけでなく、人口の削減にも非常に有効で、まさに一石二鳥というわけです。
彼らにとって戦争は大変利用価値のあるものなのです。戦争を起こす手口もほぼ決まっています。まず対立する勢力の間で紛争を起こさせ、煽り、援助することで影響力を強めます。それも両方の側に同時にです。しかも、時には中立を装い、時にはどちらかの側に立つふりをしながら、実際には両方とも自らの支配下に置くような働きをするという手の込みようです。
戦争には戦費だけでなく、戦後の復興費用など莫大な資金が必要です。それを調達するのは銀行です。勝てば大儲け、負ければ大損ですが、両方に貸し付けていれば絶対に負けはない。どちらが勝とうが負けようが、最初から勝ちが保証されているようなものですから、最初から戦争を解決しようなんて気持ちはまったくなく、むしろ長引かせようとします。長引けは長引くほどどちらも消耗するので、武器や物資の支援も増え、その分影響力も強めることができるからです。そのため、対立のないところに無理やり対立を生みだすことさえ平気でします。
これこそまさにマッチポンプ。マッチポンプとは自分で問題やもめ事を起こしておいて、そのあと収拾を持ちかけ、報酬を受け取ろうとするやり方のことです。卑怯なペテンです。例えばアメリカは「民間の警備会社」から戦場に人材派遣をしています。これは事実上、傭兵の派遣であり、傭兵は軍規には縛られません。問題は、そういった警備会社はアメリカの政権中枢の人物と深くつながっていて、派遣のたびに彼らの懐に大金が入る仕組みになっていることです。
イラク戦争後の復興事業で、ハリバートン社はアメリカ政府から大量の受注を得た石油掘削機を販売していました。この会社の最大の個人株主はディック・チェイニーです。彼はブッシュ政権時代の副大統領であり、イラク戦争を強硬に実施したことで大儲けをしているのです。さらに、アメリカの政権中枢には、鳥インフルエンザや豚由来の新型インフルエンザの治療薬として知られるタミフルをめぐって大金を得た人物がいました。しかもその人物と深いつながりを持つ世界有数の大富豪が名誉会長を務めるシンクタンクが、新型インフルエンザの脅威とタミフルの備蓄を世に訴えたために、各国政府はその意見に同調するようにして大量のタミフルを購入してきたのです。
もちろん日本も例外ではありません。2009年4月の終わりごろに、豚インフルエンザが突然発生しましたが、これについても研究所で意図的に作られたウィルスが原因ではないかと囁かれています。もしそれが事実なら、金儲けのために意図的にこのウィルスが散布された可能性さえあるのです。幸い、この時の豚インフルエンザは弱毒性とのことですが、これが生物科学研究所において強毒性に「改良」されてしまったなら、恐ろしいことになってしまうでしょう。
金儲けのためなら手段を選ばない死の商人たち。死の商人といえば、軍と軍需産業との密接なつながりを意味する「軍産複合体」がまさにそれです。軍産複合体とは、軍事+産業+議会(政治家)が一体となったものをいいます。しかも、軍産複合体が金儲けに走り、その結果として世界のあちこちで戦争が引き起こされているのです。このような構造のさらに奥に存在しているのが国際金融資本家たちと、彼らと結託するヨーロッパの王侯貴族たちです。そしてその頂点に立つのが、「三百人委員会」です。
……
ところで、海外の通信をほんの数社の通信社が独占しているのは問題ですね。
AP通信社とロイターとUPI通信と、あとはアメリカの三大ネットワークNBC,ABC,CBSですね。これらは全部、バックに株式会社がついている。株式会社はなんといっても株主が偉いから、株主の機嫌を損なうようなものは出さない。ほんの数社の通信社自体、闇の権力(影の政府)の支配下にあるので、彼らにとって都合の悪いものはことごとく制限するんですね。闇の権力の言うことを聞かない北朝鮮などは、いわゆる悪の枢軸国ということで叩かれる。悪の枢軸国とは何かというと、中央銀行制度を採用していない国で、北朝鮮、イラン、キューバなどがそれですね。
闇の権力に対して、尻尾を振ってこない国ってことですね。ほとんどの国は自分たちに尻尾を振ってくるが、現在はイランと北朝鮮の二カ国だけが尻尾を振ってこない。けしからんというわけで。そこを潰そうとする権力が闇の権力。
闇の権力のお金のもとは中央銀行です。
そうです。FRB]、フェデラル、リザーブ・バンク
あれはアメリカの国の銀行でも何でもなく、私立の銀行ですよね。しかも単なる株式会社。株主配当の34%だけが国庫に入り、あとは全て闇の権力配下の銀行へ行ってしまう。悪の枢軸国以外の国には全て中央銀行がありますから、そこからどんどん吸い上げる。つまり、国は必要なお金を中央銀行に借りなくてはならない。しかも額面に対する利子を払わなくてはならない。日本の場合も同じです。日銀は認可法人だといっていますが、実質は株式会社の銀行が刷ったお金を国が利息を払って借りるって、どういうことでしょうか。
FRBが「私」の銀行であることをアメリカ人だってほとんど知らないのです。ですから、国際金融だって彼らのほしいまま。日本をバブルで崩壊させ、東京や大阪の目抜き通りを外資の企業がどんどん買い占めています。
『闇の権力と2012年』
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