加藤のメモ的日記
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| 2010年06月24日(木) |
ライフスタイルの改造で若返る |
サプリメントは万能ではありません。薬ではないので「Ο×を摂ったからどこそこに効く」というものではありません。抗酸化サプリメントに関しても、それらを摂取したからすぐに活性酸素の害から逃れられ若返る、というわけでもありません。
サプリメント摂取は、あくまでアンチェイジング医学を構成する一つの柱でしかありません。ここのところは重要です。我が国でアンチェイジング医学の普及・啓発を行なっている日本抗加齢医学会では、サプリメント摂取は「第三ステップ」に位置付けています。
第一ステップは「知識の増大」で、老化の原因は何かなどについて理解を深めること、としています。第二ステップは「ライフスタイルの改造」です。実はこれが最も重要で、生活習慣の改善なくして若返りは望めません。簡単に紹介します。
【呼吸に注意を払う】体に十分な酸素を取り入れるように心がける。できれば簡単なものでいいから本などを見て呼吸法を実践する。ヨガが参考になる。
【水をよく飲む】一日に体重の30分の1の水を飲むように工夫する
【食事に注意を払う】高タンパク、高繊維を心がけ、「グリセミック・インデックスGI値(その食物が血糖値を上げる高さの指標)」に注意を払った食事を実践する。なるべく血糖値を上げない食物を摂るのが理想的。話題のインシュリンダイエットはこの理論がもとになっている。
【運動を生活に組み込む】ストレッチ、エアロビクス、筋力トレーニングの三つのプログラムを生活の中に取り入れる。
【快適快眠を心がける】一日に7〜8時間を目安に質の高い睡眠を確保する。
【ストレスマネジメント】自分なりのストレスマネジメントを考え、笑いを増やし、快適な生活を選択する。
このステップのあとがサプリメントン摂取となります。たしかにサプリメント接種は手軽で取り組みやすいものですが、それ単独では十分な効果が期待できないものです。
内臓は唾液によって守られている
ムチンという物質が唾液中に含まれています。これが「粘膜保護作用」を担っています。ムチンは粘り気のある油状の物質で、食べ物を包み込むオブラードのような働きを持っています。刺激性の強いものや熱い食べ物も、ムチンがくるんでくれるので、のどや食道、胃が傷つけられるのを防いでいます。
またウィルスの侵入からも守ってくれています。気管、胃腸などの消化管、生殖線、目など、粘膜の表面は必ずといっていいほどムチンで覆われています。涙にもムチンが含まれており、非常に大切な役割を担っています。涙はムチン層、水槽、油層の三層構造をしており一番内側にあるのがムチン層です。このムチンがうまく分泌されなくなると、重度のドライアイを罹患し、目の乾く感じと目の痛み、目の疲れなどが強く起こります。
胃はムチンで覆われているため、酸度が非常に強い胃酸にさらされていても、胃自身が溶けないのです。さらにムチンは粘膜を潤し、粘膜の損傷を防ぐので胃潰瘍や胃炎の予防・改善、鼻の粘膜を丈夫にして風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくすると言われています。
納豆、オクラ、山芋、モロヘイヤ、なめこなどのネバネバした食べ物全般にはムチンは多くふくまれています。「ネバネバした食べ物は体にいい」とよく言われる一つにムチンという物質の存在があるのです
『不老は口から』
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