加藤のメモ的日記
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2010年02月08日(月) コーヒーが引き起こす三つのがん

われわれは日常生活をほぼガン因子に取り囲まれるようにして送っているといえる。総点検するとかなりかなりつらいものになってきそうな印象だが、残念ながらコーヒーも手放しでは安全とは言えないということが最近明らかにされている。

コーヒーに関しては最近WHO(世界保健機構)がその安全性を総点検し、分厚い報告書を作成した。その調査によると、コーヒーは三つのガンと関係のあることが明らかにされている。まず膀胱ガン、これはコーヒーを飲み過ぎるとどうも関係してくるらしい。

第二はすい臓ガン。まだはっきりし結論は出ていないものの、飲み過ぎると危険性が高くなるということだ。そして第三が卵巣ガン。関連性は明らかではないが、過去の研究では危険性が高くなるという報告が出されている。ただしどのガンの場合も、コーヒーを飲む人は同時にタバコを吸っているケースが多いので、その重なりの影響を無視するわけにはいかないという報告が付け加えられている。

コーヒー党にとってはどれも切ない話だが、一つ好ましい報告もある。結腸ガン、これはアルコールを飲むとかかりやすいのだが、コーヒーを飲むとむしろかかりにくいという報告がなされているのである。

私たちの研究グループによると、たばこを吸わない限り、コーヒーのガンに対する影響はほとんどないといってよい。そして、たばこを毎日吸っている人がコーヒーを毎日飲んでいると、とくに60歳以上で胃がんの危険性が高くなるという結果が出ている。

タバコを吸わない限り、コーヒーに関しては飲みすぎない限りそんなに神経質になることはないのではなかろうか。なお紅茶に関しては、がんとの関連性はまだ認められていない。


『ガンにならない体をつくる』


加藤  |MAIL