加藤のメモ的日記
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2010年02月03日(水) 12時間労働

質問 日本では8時間労働制といわれるが、12時間労働がまかり通っている。フランスでは、週35時間労働で、さらに労働時間を削減しようとしている。労働時間は短いのに日本より社会保障ははるかに充実している。どうしてなのか。日本共産党はだれもノーといえないこの日本の恐ろしい状況を、どうしようとしているのか。


志位委員長 今の質問は日本社会が抱えている非常に深刻な問題についての質問である。労働基準法では労働日を一日8時間と決めている。しかし残業時間を法的に規制していない。労働組合との間で「三六協定」といって形式的な手続きさえとれば、どんなに長く残業させてもいいというのが、日本の労働法の深刻な欠陥となっている。

こういう国はヨーロッパでは存在しないと思う。ヨーロッパでは基準の労働時間に加えて、残業時間も法律で規制されている。これが当たり前の社会であると思う。

日本ではこうして残業の法的規制がないうえに「サービス残業」と称する「ただ働き残業」が横行している。これはヨーロッパの方々にはなかなか理解できないことではないだろうか。以前ヨーロッパからお客さんが見えた時、「サービス残業」がひどいということを説明してもなかなか理解してもらえないことがあった。

「工場はいったい労働者をどうしているのか」「門をカギで閉めて閉じ込めているのか」。しかし、こういう無法が日本社会では横行している。これは違法行為であるから、私たちは「サービス残業」を一掃することを強く求め、またこの面では大きな成果を上げてきた。同時に、残業時間の法的規制がどうしても必要である。労働時間規制は、私たちが「ルールある経済社会」をつくるという場合の大きな柱である。



『日本共産党の元気の源』


加藤  |MAIL