つめあわせ
ぷらす

フラメンコ

忙しくもイイコして遊んだ一日でした・・・。

午前中、早起きして(?)友達のフラメンコの発表会を見に行きました。

実際にスペインに旅行したこともあるのに、フラメンコを見るのは初めての私(だめだね・・・)。
初めて見る本物のフラメンコのその情熱的な、それでいてせつなさも感じさせる踊りに大感激でした。

何が素晴らしかったかって?
ヒトコトではいえないんだけど、まず、良く言われるようにその情熱的な躍り。
手を、足を、腰を使って躍るフラメンコは、確かに日本舞踊しかしらない日本民族にはなかった踊りです。
ゆったりした音楽の時も、かなりの神経が手足の先まで行き届いている感じで、結構いい運動になるんじゃないのかな?とか思いました。

それから、フラメンコのそのリズムの心地よさといったらありません。
タタンタタンタラッタタタン・・・。そんなに複雑なリズムじゃないのに、実際に自分が打とうとすると、案外難しいリズム。

踊り手が両手にカスタネット(なんとかっていう専門用語があったけど・・)を持ってリズムを刻むのだけど、右手と左手の音は微妙に音の高さが違うため、そのメロディのハモリで聞かせるっていうの、初めて知りました。

今回の発表会は、フラメンコを習っている友達も含めて、先生と生徒さんの両方の発表の場でしたが、生徒さんの躍りのレベルもほんとうに様々でした。
とても上手に躍りもこなし、更に躍りに込められた感情までが伝わってくるかのような人もいれば、・・・・・(以下自粛)・・・・。

でも、どの人もみんなフラメンコが好きで、楽しんでやっている感じに見えたのがとても良かったかなぁ。
私をこの発表会に誘ってくれた友達も、躍りもとても上手だったし、やはりほんとうに楽しんでいるって感じでした。

その中でも、やはり先生の躍りは、当然だけど、ピカ一でした。
やっぱり何かを極めている人って、違うものなんですね。
手の動きヒトツにしても魅せるものがあって、先生が躍りだすと、もう目が離せないって感じでした。

それから、もうヒトツ感激したのは、歌。
スペイン語の歌を、踊り手のすぐ後ろで生で歌う人がいたのですが、その声量と、力強さと、リズム感には他を圧倒するものがありました。
躍りもなくてソロで聞かせるシーンもあったのですが、やんややんやの拍手喝采。
人間があんなに素晴らしい楽器になるってこと、時々思うんだけど、すっかり忘れていました。

さて、フラメンコの感激にずっと浸り続ける間もなく、午後からは家に帰って、ナオさんをお客様としてお迎えしました。
用事も済んで、手作りの夕食も食べて。

当然話題は今日見て来たばかりのフラメンコのことになったのですが。
見て来たばかりのフラメンコの素晴らしさを、わざわざ躍りを実演して見せてあげた私に対して、ナオさんはげらげら笑いながらヒトコト言いました。
「・・・・なんだかすごくかっちょわりーーーー」
まっ。失礼しちゃうわっ!(怒)



2002年05月18日(土)
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