つれづれ日記
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| 2011年11月25日(金) |
ワカメ、見事な大往生を遂げる。ブラビー、悲嘆にくれる。 |
昨夜は1時ごろに就寝した。とても疲れていて眠かったはずなのに、何時ごろだったか突然ハッキリと目覚め、?!と思いつつまた眠りについた。
今朝は9時半ごろには山手に行こうと思っていたのだが、雑事に追われて10時40分ごろになってしまった。 素晴らしい晴天なのでワカメはまた外へ出ているだろうと思ったのだがいない。ハウス左を覗くとワカメが寝ている。
お腹が上下しているか凝視したが全然していない。絶命している!触ると冷たいし硬直も始まっている。左前脚の爪が毛布に引っかかっているのを外す。
慌ててJ先生の携帯に電話するが繋がらない。 本館受付に走り、至急J先生と連絡を取りたいと告げる。 待っている間に涙が溢れてきた。只ならない事態を察した事務職員が優しく応対してくれる。同じような光景を思い出す。2003年6月17日(火)午後、小桃の不慮の死を知らせに受付に走り同じように泣き崩れながらJ先生を待った。
だが今回はすぐにはJ先生と連絡がつかないと分かり、ワカメが死んだので庭園で待っていると伝言しワカメの傍に戻った。
今日のお昼ごろに桂台西猫のスポンサーO田さんを我が家に招いていたが勿論キャンセルの電話を入れる。泣きながら電話しているのに、死にかかっていたなら何故家に引き取らなかったのか?などとO田さんが咎める口調になった。今、状況説明などしたくない。そこへ事務職員のT橋さんがやってきたのでとにかく電話を切る。
T橋さんと入れ替わりに同じく事務職員のN上さんもやってきて手を合わせてくれる。 それからやはり事務職員のHビさんも来て少し話をする。 埋葬場所と時間を決めたいがJ先生とは全く連絡がつかない。
ひたすらワカメの傍に寄り添う。毛布にワカメが好きな場所の枯葉が数枚くっついていたし、毛布2枚の上に横たわっていたから夕べから今朝の間にワカメが外へ出たことは間違いない。そしてハウスへ戻ってきて逝ったのだ。 それにしても呆気なかった。だが、よく考えると食べられなくなってから長期間辛い時期を過ごすより、自分で終止符を打ったかのような潔さが感じられる。天晴れ、ワカメ!さすがだ。
外猫でありながら18歳と8ヶ月を見事に生き切った立派な大往生ではあるがそれを褒め称えながらも涙が止まらない。
ねころ部の部員が何気なくやってきてワカメの死に驚く。すぐに部長に知らせると言ってくれた。 1時近くになってやっと特別授業を終え、知らせを聞いたJ先生がやってきた。朝7時40分ごろにワカメは元記念館があった辺りまで元気な足取りでやってきて車の下に入るのをJ先生は目撃したという。 とすると私がハッと目覚めた夜中に逝ったのではない。 ワカメは記念館の辺りで8年間くらい子育てをしていた。最後に懐かしい場所へ行ってみたのか。最後まで自分のテリトリーで過ごさせて本当によかった。病院や我が家に連れてこない決断は正しかった。
そうして記念館のあたりから「東側猫庭園」へ戻り、お気に入りの植え込みで腹ばいになってしばらく過ごし最後にハウスに戻ってくれた。 記念館の辺りなどでコト切れていたら探すのに時間がかかったことだろう。 今朝、私がハウスに来ることをちゃんと知っていたワカメは私が用意した2枚の毛布の上で寛いだ格好をしてくれていた。 家事に追われてもっと早く来なかったことが悔やまれる。死に目に遭えたかもしれない。
ワカメ当番が2人フードとトレイを持ってやってきてまたまた驚く。知らせを聞いて他の部員たちも集まってきた。全部員に知らせて3時45分に集合し夫のタビーの墓所のすぐ下のスペースをワカメの埋葬場所と決める。一旦解散。
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3時45分にスコップとペットボトル大2個持参で庭園へ。 ブラビーが来たので給餌するが、勿論一番異変を察しているブラビーは落ち着かない。 続々と集まってきた部員たちで土を掘る。2枚の毛布を敷いたワカメをハウスから出し代わる代わる抱っこする。 穴に笹の葉を敷き詰めその上にワカメを横たえる。ワカメの口元に好物をいろいろ置く。ワカメの身体をみんなで花で覆う。そんなことをしている間、ブラビーは鳴きながらあっちこっちソワソワしていたが、突然走ってきてワカメの穴に飛び込みそうになったが間一発、脇の笹の植え込みの中に飛び込んだ。そしてそこから世にも哀切なか細い声で鳴く。少しづつ手で土を掛けてからしっかり埋める。その上にみんなでお線香を手向け、T橋さんからのガーベラの花束を置く。 こんなに盛大に送られた山手猫はいない。ワカメはそれにふさわしいが幸せな猫生だった。
5時を過ぎ、もうとっぷりと日は暮れている。解散して帰りかけるとブラビーが追ってくる。ワカメが死んでしまったことをはっきりと悟って不安で不安で仕方がないのだ。そもそもブラビーはワカメを慕って山手に住み着いたのだから。ブラビーが不憫でたまらない。
一日中涙が流れて頭も目の奥も痛い。肩も凝った。 なので、追悼写真ページは明日にでも。
それにしても気が抜けてしまい分かっていたこととはいえ呆然としている。
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