つれづれ日記
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2004年06月03日(木) さくら欠席。キジー出席。

午後8時出発。今夜は満月だ。夜空のものすごく低い位置に橙色というか金色の巨大な月が浮かんでいる。♪出た、出た、月があ〜♪と歌いながら山手に近づく。

「山手猫階段」では今夜も誰かが猫たちに話しかけている。女性のようだ。誰だか分からぬが「こんばわ〜」と言っておく。よくよく見ると「山手ネコロジー」の支援者、S原夫人だった。

私が来たのでたくさんの猫たちが集まってきた。今夜はキジーも来ている。
しばらく世間話をしていると、他の猫たちはおとなしく待っているがキジーはソワソワしてゲンキと衝突したりしている。

S原夫人は時間があると言うので、一緒に庭園餌場に入る。新聞紙を敷き猫たちにカリカリを与えると結構空腹だったらしくみんな夢中で食べている。

水容器の水はやはり今日も白く濁っている。汚水を捨て容器の匂いを嗅いでみると生臭い。一体全体、何を入れたのだろうか?持参した新しい容器2個に水を入れると猫たち早速飲んでいる。

S原夫人に猫たちは甘え、撫でてもらっている。8時半を過ぎ、新聞紙を片付けようとすると、猫たちがまた食べ始めて片付けの邪魔をする。

何とか片付けるが、今日は大量には残っていない。この分だとすぐに無くなってしまうだろう。S原夫人がいるせいか猫たちもいつまでも一緒にいる。8匹は残っている。

夫人と一緒に道路を渡り、小桃の駐車場の上の道路に差し掛かると下の駐車場から猫の鳴き声が聞こえる。見るとゲンキのような模様の猫が走っている。てっきりゲンキだと思ったのだが、鳴き声が違う。S原夫人もゲンキじゃないと言う。花子だ!花子は悲しげ鳴き声を上げながら駐車場内を移動する。

ここは花子の母親、小桃が最後の1年間を過ごした場所だ。小桃の生存中には花子もよくこちら側に来ていた、とPハイツ1号棟の住民から聞いていた。

花子は小桃の姿を求めて、まだこんなところを探しているのか?とても不憫。兄の太郎は2年前、正門前で交通事故死、母親の小桃も去年、多分交通事故死。

花子は道路に上がってきた。山手へ帰るかと思ったらこちらへ向かってきた。従いて来るのだ。エーッ?こんなことは初めてだ、と思ったら、S原夫人を見つけるとよく後を従いて来るという。彼女は餌をあげたことは1度もないというのに。

まあ!さっきの甘えたような哀愁を帯びた声はS原夫人に向けてのものだったのだ。

前々から、花子は大恩あるM浦さん、J先生、私に対してはずい分と冷たいのだ。撫でると怒ってパンチしたりもする。そのくせ、猫好きかどうかも分からない通行人に甘えてつきまとったりしているのを何度も目撃している。

花子が生後8ヶ月くらいの時、不妊手術を受けさせようと、餌を食べている花子をM浦さんと私とで捕まえた。M浦さんは翌朝諸岡動物病院に花子を連れて行き、手術後1週間、自宅で預かり抜糸まで面倒を見た。その間、花子はずーっと怒りっぱなしだったとか。

M浦さんが花子を「山手猫階段」のてっぺんで放した時、迎えに来ていた小桃と太郎に向かってすっ飛んで行ったという。多分、手術前後のことがトラウマとなって我々を恨んでいるのだろう。

外猫ちゃんたちとの付き合いは何だか切ない。


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