つれづれ日記
DiaryINDEX|past|will
| 2004年04月24日(土) |
かりん、さくら、コロン欠席。修学旅行バス帰着 |
8時前に山手に行く。午後相当雨が降ったが、この時間にはすっかり上がっている。正門前にエンジンをかけたままの神戸ナンバーの車が斜めに歩道に乗り上げたまま停車している。
「山手猫階段」を仰ぎ見ると誰もおらず猫の姿も1匹、ポオだけ。改めて振り向いて車を見ると運転席に女性が乗っている。
構わず庭園に入る。猫の数が少ないなあと思いつつ、新聞紙を2枚重ねで1箇所に敷く。カリカリを与えていると、背後で「こんばんわ!」と明るい声を掛けられた。
見るとカジュアルな毛糸のポンチョ姿の女性が立っている。『どなたでしょうか?』と訪ねてもそれには答えず「猫ちゃんがいっぱい!毎日ですか?大変ですねえ。」と親しげだ。
ちょいと家から出て来たというような服装からして職員でもなさそうだし、ご近所の方か?などと訊いているうちに「子供を迎えに来た」と言う。
さて?土曜日の部活かな?と尚も訊くと「ブラスバンドに入っていたが部活はやめた」とのこと。あ!北米に修学旅行に行っていた高校生が帰って来る日なのかな?そうだと言う。正門前の神戸ナンバーも迎えに来た保護者だったのか。
喋りながらも、食べはぐれている猫をカリカリの山の前に置いたり、濡れている猫たちの背中を拭く。その保護者さんもワカメの背中を撫でたりしてくれる。
上のお子さんも山手生だったそうで、そのころには本館前あたりに仔猫がたくさんいたという。ワカメの子か?私はそのころのことは知らないが、そういう仔猫はカラスに殺されたり、交通事故にあったりして殆ど育たないことや、今いる山手猫たちはすべて不妊・去勢済みでもう不幸な仔猫は生まれないことを話す。
彼女のご近所にも猫ボランティアさんがいて、この山手猫たちの幸せ太りした光景を見れば喜ぶだろうという。そのボランティアさんは猫糞掃除もきちんとしてくれているそうだ。公園や人目に付く場所での排泄物は勿論始末すべきだ。山手猫たちは、人が分け入って来ない猫庭園内や山の中に格好の猫トイレがあり、排泄後ちゃんと土を被せるので排泄物を目にすることは全くない。
ボランティアたちは自分の飼い猫でもないのに自腹で面倒を見て排泄物の始末もする。それにひきかえ、ブランド犬の飼い主たちの最近のモラルの低下には呆れ果てる。この近辺でも狭いガードレール内に毎日のように放置されており、そこは小学生の通学路なので、ひしめきあった小学生たちはいやおうなしに踏みつけざるをえない。
排尿もところ構わずだ。朝日新聞の声欄では先ごろ、≪犬の排尿後、当然のこととしていつも通り立ち去ろうとしたら老人に「汚い!」と文句を言われムカついた。が見渡すと持参のペットボトルの水を排尿後にかけて洗い流している飼い主を見て納得。然し自分は依然としてそのままだ。≫という30代主婦の投書が載った。それに対し、ペットボトル持参で洗い流すのが当然という投書も掲載された。
然し、犬糞でさえ、誰も見ていなければなるべく放置しようとする飼い主が多い中、尿まで洗い流す「立派な」飼い主が一体全体何%いるだろうか?私は絶望的だと思っている。
というのも、Pハイツでも上階への往路、帰路、階段室に排尿していく小型犬もいる。かくして1階の我が家のドアの前はその染みだらけだ。1度するとその匂いを嗅ぐ度またしたくなり通る度にしているに違いない。日々染みの数が増える。汚いではないか!私が掃除するのか?口惜しいなあ。然し苦情を言うと更にされそうで泣き寝入りをしている。
話が全く逸れてしまった。 正門あたりが急に騒がしくなり、保護者さんは本館前の方へ行ってしまった。間もなくエアポートリムジンの巨体が数台かなりのスピードを出して坂を上がって行った。その音に猫たちは怯えるが、宥めていると何とか食べ続けている。来ている猫は、茶々、ポオ、ゲンキ、ワカメ、花子、バニー、トニーの7匹だ。
何人かの生徒たち、保護者たちが坂を下って正門側に降りて来たが、殆どの人々は北門へ行ったのだろう。
騒ぎが一段落すると、トニーが本館側から走り出て来た。かなり怯えている。が、何とかカリカリを食べている。そのうちハイシローも出て来た。
正門から私の背後の坂を上がらなかったバスが1台、本館からこちらに向かって轟音を立てながら降りて来た。まるでこちらに突進してくるかのように見える。カーブを曲がって行ってしまうことを知らなければかなり怖い。猫たちは怯えて左右の植え込みに飛び散る。バニーはパニくって「山手猫階段」の方へすっ飛んで行ってしまった。
騒ぎが治まってからバニーを呼んでいると戻って来た。可哀相に怖かっただろう。この辺りで生まれ育っているので、乗用車やミニトラックは見たことがあっても突進してくるあんな大きい車は見たことがないのかもしれない。工事車両などは体験しているはずだが、だからといって慣れるものでもないか。
ワカメはさすがに大物だ。道路に一番近い植え込みにいたが平然としている。ワカメ!ワカメ!と呼ぶと振り向く。可愛いなあ。ワカメは私の膝の上に乗る。甘えん坊の猫たちだが、膝乗り猫は少ない。
今夜はかなり寒い。さて、引き上げるとしよう。9匹でカリカリは500gr出したがかなり余っている。まだ食べているのでいつものように残しておく。かりん、さくら、コロンは遂に出てこなかった。
「山手猫階段」の踊り場も階段もじっとりと濡れている。ここは山の北側の谷底になっているので、なかなか乾かない。庭園餌場は山から離れているし、風通しもそこそこいいのか石段は一応乾いていた。
|